Love of adult 【R】 (ページ6)

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「あーお腹いっぱい。もう何も食べられやん」

『涼太もっと少食派だと思ってた』

「バイキングやしせっかくなんやからいっぱい食べやんと」

んーやっぱり関西弁は好きだけど涼太の喋る関西弁は

違和感！

『ねぇ、やっぱり標準語にしてよ』

「何で？標準語は俺には合わへんの。」

『いや、違和感あるから何か…』

「違和感あるからなによ？」

そう言ってひょい。っとまた顔を覗き込んでくる

顔を覗き込むの好きか。この男は

どうせ他の女の子にもしてるんだ。

「あ、でも俺関東の人の “ ねぇ ” って言うのめっちゃ好きやねんな」

『そう？普通だけど』

「関西やったらなーやし。言ってよ」

『え？…やだよ。』

お願いやーん。って小さい子供みたいに駄々をこね始めた

こうなったらめんどくさい

『わかったわかった。言えばいいんでしょ？！』

呆れの混じった溜息をひとつついて。

涼太のほうをみあげて

『…ねぇ。』

そう言えば少し顔を赤くして片手で顔を隠し始めた。

え、まさか、ね？

『…照れたの？』

「ア、アホか！ちゃうわ。」

そう言って顔背ける涼太が

可愛かった。

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「じゃあ、風呂入って早く寝ろよ」

『うん、わかってるよ』

「明日 8時にロビー集合で。おやすみ」

『おやすみ』

部屋の前で予定を確認しあって別れる
隣同士なのにね。

せっかく京都に来たんだし

お寺巡りとかカフェ巡りとかしたいのになー
そんな時間すら許してくれない。

仕事がね。

気づけばもう日付を跨ごうとしていた

『早く寝ないと、明日間に合わない』

そう思いアラームをセットしてふわふわな布団で眠りにつく。

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