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「………」
『…………… 』
スースーと寝息をたてながら気持ちよさそうに
寝ている涼太を眺めていたい
けど、今日はまだ平日。
出張が終わったからって休みなわけじゃない
『…ねぇ、涼太 起きてー』
「…んーー……」
『りょーうーたー!!!』
そう叫べば視界には涼太でいっぱいになった。
言わば 床ドン?的な形
「……もっと優しく起こせないの?」
『優しく起こしたんだよ?』
「……おはよ」
『…おは、よう』
「……なに赤くなってんの?」
ずっと見つめられながら
寝起き感のある声で「おはよ」は反則だよ。
ニヤニヤしながら虐めてくる涼太に
『うるさい』
っていいながら肩を叩いた
「…腹減った」
『…作ろっか?』
「おう!」
さっきまで薄目だっためが、いきなり見開き
尻尾を振っている仔犬みたいになった(笑)
軽くプレートに盛り付けてあげれば
耳でも生えてくるんじゃない?ってくらい
目をキラキラさせて頬張っていた(笑)
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作者名:cocoa | 作成日時:2018年3月16日 9時