Love of adult ２

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啓司さんがわならない。


啓司さんだけじゃなくて、男の人って何でそんな簡単に浮気なんて出来るの


愛する人がいるのに、他の人へ気持ち映ることなんてあるんだね…


男性だけじゃなくて、人間って本当に不思議すぎる。




ただ無意味に流れる涙がもうこぼれないようにに
空を見上げれば真上には綺麗な大きい満月あがあった。









家に付けば急に襲ってくる疲労と睡魔

荷物をソファーにほおり投げて、コートも適当に脱ぎ捨てて


シャワーだけお風呂に浴びに行く。



明日…普通にできるよね？

いや、私なら出来る。今までも色んなことがあったんだ
A、頑張れ。



そう心に言い聞かせながらベットに飛び込み眠りにつく。









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会社に着くといつもエレベーターで啓司さんが


「おはよ、A」



って声を掛けてくれるのに、今日は啓司さんの姿さえ見つからなくて


内心ホットしているのに少しモヤモヤしている。



でも啓司さんのかわりに


「A！おはよ〜」


って陽気な涼太が後から抱きついてきた。






『ねぇ、馬鹿？ここ会社！』



「挨拶のハグだよ？なんならキスもする？」




何 今日の涼太はいつに増してもおかしい

顔をひきつりながら涼太を見ているとエレベーターの扉が開き




『…気持ち悪いから階段で上がれば？』


そう言って私だけ乗り込み扉を素早く閉めて涼太を置いてきた。





『ほんっとばっかじゃないの…』





１人のエレベーターでそう呟けば




「本当に馬鹿だよ」





１人じゃなかったらしい。


ビックリして振り返れば





『……佐々木さん…』



「久しぶりA。どお、元気？」



『は、はい』



「そりゃそうだよね〜知らねぇ男とホテルに行くぐらいだもんね」






“ そんなの佐々木さんもじゃない ” そう言い返したかった。

でもここは会社。さっき涼太にも言ったじゃない
立場を考えないと…反抗的な態度は取れないの。






「俺…Aとの関係もういらないよ」




『…え』




「Aじゃなくてもいい女性は沢山いるし」




なんであんたなんかに言われないといけないの？

心がそう叫びたがってるのに
今すぐ殴ってやりたいのに……

悔しい…


心が…苦しいよ。







……今私は誰を思ったの？…









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