検索窓
今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:89,599 hit

66 ページ16








『涼太はいいな〜』



「なんで?」




川沿いの道を歩きながら背の高い涼太で
風が遮られる。





『想う人がいなそうで…?』




自分でもわからないけど

意味のわからないことを言ってみる



そしたら涼太は眉間にシワを寄せだした。







「あのな?俺だっているよ想う人ぐらいさ」



『へ〜聞いたことなかったから…で?!誰なの?』



「え、いや唐突すぎね?」



『まわりくどいの嫌いなの!ホラホラ』






そう言って涼太に攻め寄る。

同期のいえば “ 好きな人 ” そりゃあ気になる。



グイグイ涼太に近づきながら だれだれ?

って質問ばかりしてると





「なぁ、Aって鈍感なの?」




『…え?』



「こんなに居てさぁ…気づかなかったわけ?」




『…なに、を?』




グイグイ私が近寄っていたのに

今度な涼太が私を見下ろしながら攻め寄ってくる






「俺の思う人なんてお前ぐらいだよ」






お前って…私?

え、嘘だ。いやでも何で私なの?





『ちょ、ちょっとまって…』



「ずっとヘラヘラ他の男の話したり、他の男見てカッコイイとか

もう聞くのはうんざりだよ…

これからはさ…その話の内容は俺にしてよ?」





仔犬なんて嘘だ。

動物で例えれば今の涼太は狼




「返事はいつでもいいから、」




そう言って私を置いてスタスタと会社の方へと向かって行った。







何で 気づかなかったんだろう


私…物凄い馬鹿なのかもしれない。

そんな事を考えてると 脳があることを思い出させた。



















「その人は…Aさんと仲のいい片寄さんです」



「その人は…他の誰かを愛しているんです」








何かがリンクした。そして今涼太から告げられたことは
事実だと言うことを。




そして、莉乃ちゃんの悲しい恋の理由は


私だということに。















お久しぶりです!


今日は中学私立受験の方が多いと思われますが

受験生の皆さん頑張ってください(^^)


私もちなみに受験生ですがもう終わりました(笑)

違う県の私立を受け見事受かりました!




亀更新過ぎて本当に申し訳ないです。


皆さん評価などなど…宜しくお願いします!(;_;)

では、また。








67→←65



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (117 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
422人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - すごく面白いです(^-^)結末迷っちゃいますwこれからもがんばってください! (2018年3月18日 8時) (レス) id: ad8532904c (このIDを非表示/違反報告)
Koiruneiro(プロフ) - お疲れさまでした☆ゆっくり頭を休ませてあげて、くださいね(。-人-。) (2018年3月13日 9時) (レス) id: a2840c445d (このIDを非表示/違反報告)
wan(プロフ) - 受験お疲れ様です!これからの更新楽しみに待ってます!! (2018年3月13日 0時) (レス) id: 22373f2dec (このIDを非表示/違反報告)
Koiruneiro(プロフ) - 試験終わるまで静かに待ってます。ファイティンですq(^-^q) (2018年3月5日 1時) (レス) id: a2840c445d (このIDを非表示/違反報告)
wan(プロフ) - 試験頑張ってください!1週間楽しみに待ってます!! (2018年3月4日 22時) (レス) id: 22373f2dec (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:cocoa | 作成日時:2018年1月27日 8時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。