episode5 ページ5
--ユンギside--
音楽番組で何度か見たことのある、Aさん。
確かデビューは、去年かその前かで
長い年月練習生だったこと、
そして、95年ってこと、
ってことはテヒョン達と同じ。
そして、
今、すごく緊張しているっていうこと。笑
ユンギ「大丈夫ですか？Aさん。」
A「え？、、、あっ。いやぁ何をしたらいいのか分からなくって。笑こういうの初めてだから、どうやって話したらいいのか・・・」
ユンギ「ははは。俺もです。」
俺たちが歩く姿を後ずさりしながら、
カメラで撮るスタッフ達。
そしてなかなか気まずくて、進まない会話。
ユンギ「…あの、防弾少年団だったら誰が好きですか？」
A「え？そうですね。」
考え込むAさん、
その横顔は真剣そのもの。笑
それより、メンバーのこと知ってくれてて、良かった・・・。
A「考えたんですけど、ユンギさんですね！」
ユンギ「え？！俺？！」
A「はいっ！」
思わず、驚いて敬語さえ忘れてしまった・・・
言ったAさんは、へへへって恥ずかしそうに笑う。
ユンギ「いや〜芸能をわかってますね。笑」
A「？」
テレビのため、番組のため、面白くするため、
きっと彼女はそう思って、気を遣って言ってくれたのだろう。
A「え？本当にユンギさんですよ！私。」
ユンギ「え？」
弁解するように彼女が俺と目を合わせる。
A「もちろん、メンバー全員知ってます！お顔も担当もお名前も！！だけど、ユンギさんが1番好きです！」
"好きです��
こんなにもストレートに言われると
逆になにも言えない。
その目はしっかり俺を捉えていた。
A「だから、ユンギさんって分かった時に"やった"って思いました！」
ふふふって笑って、彼女は歩き出す。
ユンギ「素直すぎ。笑」
A「はい、取り柄なので。笑」
彼女は、まっすぐでそれでいて素直。
今まで会ったことのないこの感じ。
少しの戸惑うけれど
彼女といると、自然と笑えそうだ。
ユンギ「ありがとう、Aさん。」
A「え？」
ユンギ「ううん、なんでもない。」
不思議そうに俺を見つめるその目。
自然と手が伸びて
彼女の柔らかな髪をクシャクシャと撫でた。
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シュガー&ソルト - ユンギ様のお爺ちゃん加減は、ほどほどに！(;-;) (2018年11月30日 20時) (
レス) id: 1fc39f81cf (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - 2ページ目のことなのですが、フィクションですね！ノンフィクションとあって え！？リアルにあった事！？と一瞬焦りました笑これから読ませていただきますm(_ _)m (2018年4月9日 17時) (レス) id: 92b2188842 (このIDを非表示/違反報告)
あまいくりーむ(プロフ) - 切ないです！切な過ぎます！もうドキドキです！本当更新楽しみに見させていただいています！新章楽しみにしていますね！素敵なお話ありがとうございます！ (2018年2月17日 11時) (レス) id: 52e45cc316 (このIDを非表示/違反報告)
なひょん - おもしろいです！毎回楽しみにしてます！！！ (2018年2月11日 13時) (レス) id: 00207f6284 (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - ほんとにほんとにこと作品面白いです！！更新頑張ってください！！いつも楽しみにしてます！応援してますー！ (2018年2月10日 23時) (レス) id: a1c003f28a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆい。 | 作成日時：2018年1月3日 23時
