episode12 ページ12
「はい、終了です〜！お疲れ様でした！」
今回はここで、2回目の収録が終わり。
本来であれば、もっと長いんだろうけど
なんせお忙しい防弾少年団だからここまで。
テーブルに座ってたユンギさんと私は立ち上がりスタッフへ挨拶をする。
また、オッパがもう迎えに来てくれてるのかな・・・
そう思い、テーブルを片付けてた。
ユンギ「Aさん。」
A「はい。」
ソファーからコートを取ったユンギさんが、徐々に近づいてくる。
A「・・・え？」
スタッフさんが、機材の片付けやらで
私たちに目を向けていない中、
ユンギさんが私の左手を取った。
ユンギ「これ。」
A「あ・・・。」
私の左手には、絆創膏が３つ。
A「あの時・・・。」
一瞬だけ、表情を変えた時。
この左手に気付いてくれてたんだ。
ユンギ「こんなたくさん怪我してまで・・・」
A「久しぶりに張り切りすぎちゃいました！笑 あ、でもちゃんと血の処理とかはしてるので、ご飯に問題は無いかと思います！！すいません。」
そう頭を下げようとしたとき。
ユンギ「ありがとうございます。こんなになってまで頑張ってくれたって思うと・・・なんか、その、、嬉しくて。」
え？
私の左手を眺めながら、ボソボソっと呟いたユンギさん。
すごく大切な宝物のように、見つめてくる・・・
A「いや、全然！！喜んでもらえて良かったです。」
何も言わずに、ただ私の傷だらけの左手を見るユンギさん。
変な時間と空気が流れて、私も思わず口走る。
A「サプライズが今回のミッションだったので！成功して、よ、、良かったな〜・・・なんて。」
一瞬、ユンギさんと目が合って
少し驚いたような顔をした。
ユンギ「そうだったんですね。あ、絆創膏キレイに貼り直しますよ。」
A「・・・はい。」
あ、またいつものユンギさんに戻った。
優しい笑顔で、少し不器用そうに言う言葉たち。
A「ありがとうございます。」
収録が終わったあと、ユンギさんが私の左手の絆創膏を貼り直してくれて、そのままお互いマネージャーの車へと向かった。
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シュガー&ソルト - ユンギ様のお爺ちゃん加減は、ほどほどに！(;-;) (2018年11月30日 20時) (
レス) id: 1fc39f81cf (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - 2ページ目のことなのですが、フィクションですね！ノンフィクションとあって え！？リアルにあった事！？と一瞬焦りました笑これから読ませていただきますm(_ _)m (2018年4月9日 17時) (レス) id: 92b2188842 (このIDを非表示/違反報告)
あまいくりーむ(プロフ) - 切ないです！切な過ぎます！もうドキドキです！本当更新楽しみに見させていただいています！新章楽しみにしていますね！素敵なお話ありがとうございます！ (2018年2月17日 11時) (レス) id: 52e45cc316 (このIDを非表示/違反報告)
なひょん - おもしろいです！毎回楽しみにしてます！！！ (2018年2月11日 13時) (レス) id: 00207f6284 (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - ほんとにほんとにこと作品面白いです！！更新頑張ってください！！いつも楽しみにしてます！応援してますー！ (2018年2月10日 23時) (レス) id: a1c003f28a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆい。 | 作成日時：2018年1月3日 23時
