episode11 ページ11
--ユンギside--
Aさんの料理を食べたあと、
お皿洗いは俺がすることにした。
そして、なにもすることが無くなったAさんは
ソファーに座ってそわそわしてる。
A「ユンギさん、やっぱり私が・・・」
ユンギ「いいです、座っててください。笑」
A「でも・・・疲れてるのに。」
ユンギ「いいんですってば。笑」
こんな自然な会話でさえもカメラが回ってる。
画面の中では、2人だけの空間に見えるかもしれないけど
こんな綺麗な家に
会話をする男女とカメラマンとプロデューサーという・・・
そうだ、そうだ・・・収録だ。
そして、皿洗いが終わって
Aさんがテーブルへと戻ってくる。
A「ありがとうございます。」
ユンギ「いいえ、これくらいさせてください。」
Aさんは、申し訳なさそうに笑った。
ユンギ「俺からも。Aさんに・・・」
A「へ？」
不思議そうな顔をする彼女をそばに
キャリーケースを開ける。
ユンギ「はい・・・これ。」
A「わ、私にですか？！」
ユンギ「逆に誰がいるんですか。笑」
丁寧にラッピングをされた贈り物の中には
A「嘘・・・」
A「かわいいっ。」
小鳥のキーホルダー。
ユンギ「メンバーとお土産買ってたら、これAさんに似合いそうじゃんって・・・言ったから。」
A「え？メンバーさんが？！嬉しい・・・ありがとうございます。」
目をキラキラさせて、俺に笑いかける。
ユンギ「メンバーが・・・言ったから。」
A「ユンギさんはどう思いますか？」
小鳥のキーホルダーを、顔の横に持ってきて
無邪気にそう笑う。
ユンギ「ん。似合ってます。」
A「・・・嬉しいです。」
そして照れたように笑った。
本当はーーーーーーーーーーーー
ユンギ「・・・。」
Aさんになに買おう。
帰って早々に収録あるし・・・
ジョングク「ヒョン！早く行きますよ！」
もう既に買い終えたメンバー達。
俺はいつにもなく、1番遅くなってしまった。
そして、レジ前のキーホルダー達を見つめる・・・
ユンギ「・・・これ。」
ジン「誰にあげるの？そんな可愛いもの。笑」
ユンギ「あ？・・・誰でもいいだろ。」
水色の可愛らしい小鳥のキーホルダー。
彼女がこれを付けているのが想像できて・・・
ユンギ「これください。」
ジン「もう、素直じゃないねぇ、ユンギは。笑」
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シュガー&ソルト - ユンギ様のお爺ちゃん加減は、ほどほどに！(;-;) (2018年11月30日 20時) (
レス) id: 1fc39f81cf (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - 2ページ目のことなのですが、フィクションですね！ノンフィクションとあって え！？リアルにあった事！？と一瞬焦りました笑これから読ませていただきますm(_ _)m (2018年4月9日 17時) (レス) id: 92b2188842 (このIDを非表示/違反報告)
あまいくりーむ(プロフ) - 切ないです！切な過ぎます！もうドキドキです！本当更新楽しみに見させていただいています！新章楽しみにしていますね！素敵なお話ありがとうございます！ (2018年2月17日 11時) (レス) id: 52e45cc316 (このIDを非表示/違反報告)
なひょん - おもしろいです！毎回楽しみにしてます！！！ (2018年2月11日 13時) (レス) id: 00207f6284 (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - ほんとにほんとにこと作品面白いです！！更新頑張ってください！！いつも楽しみにしてます！応援してますー！ (2018年2月10日 23時) (レス) id: a1c003f28a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆい。 | 作成日時：2018年1月3日 23時
