episode63 ページ13
--ユンギside--
ユンギ「・・・んだよ。」
ナムジュン「やー、やっぱり。」
ナムジュンが作業室に遊びに来て、
俺が作った最近の曲を聴いて
ニヤニヤと笑う。
いつもとは違うその光景に
俺は、キッと睨みつけた。
それでも、頷きながら笑って
イヤホンを外したナムジュン。
ナムジュン「ヒョン、やっぱり音楽では素直な人なんですね。」
俺はこの笑顔が苦手だ。
このなんでも見透かされている感覚。
ナムジュンには、秘密なんて出来やしない。
しようと思っても、すぐにバレてしまう。
俺は、作業室の椅子を回転させて、
ナムジュンと目を合わす。
ユンギ「・・・あぁ、音楽でしか俺は表現出来ないんじゃないかって。。たまに思う。」
ナムジュンは、笑って頷いた。
そしてコーヒー片手に、俺へと言いつける。
ナムジュン「好きなんでしょ？Aちゃんのこと。」
・・・
やっぱりお前には敵わない。
気づきたくなかったこの気持ち。
分かってたんだよ、
おかしいと思った
あんなにも、女に興味無かった俺が
今がすごく楽しくて、幸せだってこと。
できれば長く一緒にいたくて、
俺の全てを見てほしくて
いつの間にかテレビの俺ではなく
ミン・ユンギを見せてたってこと。
ユンギ「ああ。」
ナムジュン「ヒョンの曲、すごく優しいものが多いから。きっとそうなんだろうなって思いました。」
ユンギ「俺でも・・・そう思うよ。」
ナムジュンがコーヒーを啜った。
ナムジュン「でも、どうします？？？」
ユンギ「分かってるよ・・・だから認めたくなかったんだ。」
ナムジュン「ですよね。笑」
ユンギ「よりによって・・・
あいつだなんてな。」
さすがだよ、リーダー。
やっぱりお前がリーダーで良かった、
なんて思うほど、笑えた、
ナムジュン「はあーあ、PDニムに、なんて報告すればいいんだろう。笑」
少し呆れたように笑ってナムジュンは続けた。
ナムジュン「ジミンとユンギヒョンが同じ人に惚れてますって。。」
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ふわこ - この小説読みながらFake Love聴いてました。なんか曲にあってるような気がしました…！ (2019年9月29日 13時) (
レス) id: 565358e56d (このIDを非表示/違反報告)
ゆい。(プロフ) - masumicky?さん» ありがとうございます。笑タイピングしながら気付いてませんでした。笑 (2018年9月3日 7時) (レス) id: 5858d0ba0f (このIDを非表示/違反報告)
masumicky?(プロフ) - 差し出がましいかもしれませんが、仮想が仮装になっておりシリアスなシーンで吹き出しました…。 (2018年8月28日 8時) (レス) id: 386d4bfa34 (このIDを非表示/違反報告)
ちびニョロ(プロフ) - このお話大好きです！更新楽しみにしています(^^) (2018年6月12日 1時) (レス) id: 8d7f6f6ec3 (このIDを非表示/違反報告)
チムやんチム(プロフ) - ジミンかユンギどっちと幸せになっても私は嬉しいです ！！更新ファイティンです ！！ (2018年4月22日 3時) (レス) id: 47f32d3ab7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆい。 | 作成日時：2018年2月17日 13時
