とある物語“田中の気持ち” ページ21
作者は切ない田中が好きなので皆様には需要が無いかもしれない回です。
※松村が嫁ちゃんにプロポーズした後の話
2人の結婚を祝おうとSixTONESが北斗＆嫁ちゃん宅でパーティー(宅飲み)してます。
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ー樹sideー
肌寒い空気に煙草の煙を吹き付けた。
＿＿好きな奴が結婚する
その現実は最初から分かってはいたけどいざ目の前に来ると勝手に気分は沈んで行って
喜んで祝ってやりてぇのに素直に受け止めきれない。
相変わらず騒がしい部屋の中を見ると皆ありのまま笑ってて
｢ねぇ北斗なんてプロポーズしたの〜！？いい加減教えてよ！｣
なんて北斗に迫るジェシーや
｢え、俺も聞きた〜い！やっぱ北斗だから小説家みたいにくどい言い回しとかすんの？笑｣
とからかったように言う慎太郎が居て、きょもと高知は傍から笑って見てる。
当の本人達は
｢いやぁ言わないよお前ら絶対弄るんだもん…｣
『まぁ意外っちゃ意外かもね？』
幸せオーラ全開。
そりゃそうだ。逆にこんな気持ちの俺が居る事が場違いなんだ。
心の中に渦巻く感情を抑えたく、箱から煙草をもう一本取り出して火をつける。
するとガラ、と後ろから扉の開く音が聞こえた。
『うわ、寒っ』
そいつは何を言う訳でもなくただ俺の隣に立って空を見上げる。
樹｢…どした？風邪引くべ。｣
着けたばかりの火を、いつだったか結構前の話なのに『煙草の臭いあんまり好きじゃないんだよね』って言った奴の為に消す。…うわ、俺わかりやす。
『いいやん、一緒に風邪引こうぜ。』
やっぱりこいつは俺が想像する返答の斜め上を行くから手に負えない。
樹｢は、何でだよ笑
てかいいのか？北斗だいぶ飲まされてんぞ。｣
今日の主役でもある北斗は最初からいつもより飲まされて居て今ももうへにょへにょしてんのに一丁前にグラスなんか持って嬉しそうに笑ってる。
今俺の隣に居るもう1人の主役はそんな北斗を見て
『可愛いねぇ。あれ明日二日酔いだよ。』
と、止める気も無さそう。
んで暫く2人で部屋の中を見て笑った。そして
樹｢…良かったな。おめでとう。｣
吐いた言葉はちゃんと届いて
『ん。ありがとう。…えへ、私も松村になっちゃった。』
俺を苦しめる。
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さわりん(プロフ) - この話大好きです！！もし更新する機会がありましたらお願いします！！ (3月24日 2時) (
レス) id: a2b3f9bb6d (このIDを非表示/違反報告)
ぽく(プロフ) - 中間のんちゃんさん» ありがとうございます。…結構なお時間下さい… (2022年12月31日 18時) (レス) id: ad099b9711 (このIDを非表示/違反報告)
中間のんちゃん(プロフ) - 20周ぐらい読ませて貰ってます(日かないでくださいとても大好きなんです)。リクエストとして、嫁ちゃんと付き合う前とか付き合ってる最中のお話が見たいです。更新頑張ってください。楽しみにしています。 (2022年12月29日 3時) (レス) id: 2e68b38f9c (このIDを非表示/違反報告)
ぽく(プロフ) - SugaR?さん» ありがとうございます頑張ります (2022年11月14日 21時) (レス) id: ad099b9711 (このIDを非表示/違反報告)
ぽく(プロフ) - kyonさん» すいません不定期で…ありがとうございます (2022年11月14日 21時) (レス) id: ad099b9711 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽく | 作成日時：2022年9月28日 1時
