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『ね、名前は??この辺りには
来ないって言ってたけど
どこに住んでるの?』
ど、ど、どうしよう
この国の姫です。住んでるのは
街の中心に大きくそびえ立つ
あのお城です。なんて言えない!!!
「えっとえっと」
焦りで上手く頭が動かない
泣きそうになっていたのも
今では嘘のよう
一体なんて言えば……
《男は女の子にそうグイグイ
質問するもんじゃないよ?》
「カイ!!!!!」
どこからか現れたカイが
顔を近づけて小さくそっと囁く
《急にいなくなられるから心配しましたよ
A様》
「ごめんなさい…」
『あ、あの…』
《ごめんね?この子はもう帰らなきゃだから》
ユースケの返答も聞かず
私の肩を抱いて颯爽と歩き出す
『…待ってるから!!!!!!』
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作者名:リリウム | 作成日時:2017年5月19日 21時