☆ ページ9
田「従業員全員の生存確認取れました。仲間内のトラブルじゃないかもしれませんね」
小「この血の量はすでに死んでるはず」
山「冨樫は誰を殺したんだ…」
南「いずれにしても冨樫の行方が分からないのは逃亡したからじゃないですか?」
違う。殺されたのは…
井「誰が殺されたか分かったよ。冨樫伸正だ」
やっぱりな。
井「冨樫の机にあったタバコの吸殻と髭剃りから抽出したDNAと血痕のDNAが一致した」
小「冨樫は加害者じゃなくて被害者だった!?」
井「そういうことになるねぇ」
山「間違ってるじゃないですか、ミハンの予測」
南「初めて間違えた」
『初めて、か』
誰にも聞こえないようにぼそっと呟く
井「でも変だと思わない?なんで加害者が被害者になったのか」
山「そもそもシステムが正しいなら最初から冨樫殺しの犯人が危険人物に上がってましたよね?」
井「山内くん聞いてると思うけどミハンはまだテストケースなんだよね。だって、防犯カメラだって使えるのは警視庁だけだし、通信だって傍受も出来ない。だからそれを稼働させるために俺たち動いてんだからさ、ね?
誰が冨樫を殺したのかそれが分かればなんで危険人物として弾き出したのか、見えてくるかもね」
小「会社内のトラブルなら西田?」
田〈その西田が動き始めました。車でどこかに向かってますね〉
井「追尾してください。こっちも向かいます」
田〈了解〉
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小紗希★*゚(プロフ) - りんごあめさん» うわぁ。嬉しいです!更新頻度は遅いかもしれませんが楽しんで読んでいただけるように頑張りますっ!! (2020年4月23日 16時) (レス) id: c3a6f71c8b (このIDを非表示/違反報告)
りんごあめ - はじめまして。いつも楽しく読ませて頂いています。これからも応援していますので体調など気をつけて更新頑張ってください。 (2020年4月23日 3時) (レス) id: a5b30f3bbe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:小紗希★*゚ | 作成日時:2020年4月15日 16時