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＿＿＿
灰羽｢ 碧さん！今日こそ俺と一緒に帰りましょう！｣
碧｢ こ、孤爪くん ｣
研磨｢ ....リエーフ、夜久くんが探してたよ。多分もうすぐ来る ｣
灰羽｢ マジすか！？ちょっと逃げてきます！！｣
研磨｢ はぁ... ｣
碧｢ ありがと... ｣
研磨｢ 鬱陶しかったらいつでも言って、クロが叱ってくれるから ｣
黒尾｢ 俺かい ｣
碧が研磨を頼るのも、2人が偶然同じクラスで他より少し距離が近いだけ。それ以上の感情は持ち合わせてないんだと、心の中で必死に言い聞かせている自分に驚いている。
頼られることに満更でも無さそうな研磨に嫉妬する自分が大人げなくて情けない
黒尾｢ 俺とも仲良くしてねミケちゃん ｣
碧 ｢ ...あ、はい ｣
まだ心を開いてくれないネコちゃんを、どうやって手懐けるか
好感度のゲージが徐々に貯まっていくのを待つしかない
研磨の言ってた意味がなんとなく分かった気がした
これは確かに攻略ゲーみたい
黒尾 ｢ 俺は今、好感度ナンパーだと思う ｣
研磨｢ .....マイナス10 ｣
黒尾｢ まさかのマイナススタート ｣
碧 ｢ 黒尾さん ｣
黒尾 ｢ ？どうした ｣
珍しく話し掛けてきた碧に、この喜びが滲み出ないように平然を保つ
碧 ｢ 昨日、2対2勝ったらお願い聞くって約束...俺は何をすればいいんでしょう ｣
黒尾 ｢ え ｣
確かに練習で碧と賭けをしていた。俺が勝ったのに黙ってればいいものを、自分でその約束掘り返すかね...
朝にチラッと冗談半分で話したけど、嫌がってる様に見えたんだけどな
碧 ｢ 約束は約束なので ｣
黒尾 ｢ ...へぇ ｣
真面目かよ
黒尾 ｢ じゃー...ミケちゃんは何でもしてくれるんだ ｣
碧 ｢ ...何か.....嫌な予感するんで無しにして貰ってもいいですか ｣
黒尾 ｢ イヤでーす ｣
碧 ｢ …… ｣
持ち前の真面目さで墓穴を掘った碧は、表情こそ変わらないが不服そうなオーラを出している
そんな姿が可愛らしく愛らしい。まるで親バカの気分だった。
碧 ｢ ひとつだけですからね……変なお願いはしないで下さい ｣
黒尾 ｢ そんな警戒しなさんな ｣
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nanaminkasacha0(プロフ) - 続き待ってまぁす！！！！ (5月7日 20時) (
レス) @page43 id: 10a9149a7c (このIDを非表示/違反報告)
REA(プロフ) - nanaminkasacha0さん» ありがとうございますううう！！！貴方様に沢山の癒しを与えられますように🥰🥰🥰 (3月25日 12時) (レス) id: 893fd357d0 (このIDを非表示/違反報告)
nanaminkasacha0(プロフ) - 癒されてます♡♡♡続き待ってます♡♡♡ (3月24日 19時) (レス) @page44 id: 10a9149a7c (このIDを非表示/違反報告)
REA(プロフ) - きもむしさん» なるほどです！！ちょっと考えてみます！！貴重なご意見ありがとうございます😊😊 (3月18日 21時) (レス) id: 893fd357d0 (このIDを非表示/違反報告)
きもむし - この作品の例えで言うと、碧って打ったら自動的に読者さんのお名前に変換される機能が有るので、できれば使って欲しいなぁ……と。でも作品はガチで面白いので！！ (3月18日 18時) (レス) @page43 id: 3f5b750305 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：REA | 作成日時：2023年7月15日 10時
