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失礼ながら梟谷学園の
赤葦 「 貴方は天使の生まれ変わりだと思うんです 」
どうやら俺はとんでもない人物を見逃していたようだ
合宿初日で見た冷静さと落ち着きある雰囲気を保ちつつ、無駄に真剣な顔して言うもんだから他の人が言うより余計ガチ感が漂う
この真剣な眼差しを見るに冗談では無さそうで、尚更恐ろしい
碧 「 人間だと思いまs… 「 違います 」
……食い気味に否定された。
赤葦 「 人間と天使のハーフじゃないと納得出来ませんよね 」
一体誰に共感を得ようとしてるのか。割と常識人なはずなのに、考え過ぎて変な方向に行く自滅タイプなんだと思う
赤葦 「 それか猫の化身か… 」
碧 「 ランク下がってませんか 」
こんなにも特殊なひとが木兎さんの陰に隠れていたとは
木葉 「 言いたいことは分かる、アイツも結構変わってんだよ 」
小見 「 そーいや、木兎のことスターって呼んでたもんな 」
碧 「 …木兎さんといえば、どうしたんですかあれ 」
隅っこで体育座りする木兎さんが今じゃとても小さく見える。誰がどう見ても元気が無さそうで、思えばこの人の情緒0か100でしか見たことない
木葉 「 うわッ、人知れずしょぼくれモード入ってんじゃん 」
猿杙 「 まだ試合始まってねーぞ!?」
赤葦 「 碧さんにかまって貰えなかったのが原因だと 」
赤葦くんの謎に冷静な分析で原因が分かると「碧さんが適任です」と、木兎さんの前に立たされた
何をすればいいのか分からず、とりあえず木兎さんと同じ目線になるようしゃがんでみると、気配を感じたのか木兎さんの顔が少し上がった
顔に悲しいと書いてある。何だこれ…子供を
碧 「 どうしましたか、元気出して下さい 」
木兎 「 ……俺以外と喋りすぎじゃねぇぇ…?」
甘えている様にも見えるし、拗ねてる様にも見える。小さな声で俺の目を見ながら不満を零した。「それの何がダメなのか」聞こうとしたが空気感的に心に留めた方が良さそうだ
碧 「 木兎さんとも話したいと思ってました 」
ピクっと体が揺れる。この調子だ。
かくして、合宿4日目は木兎さん立て直し作戦から始まった
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nanaminkasacha0(プロフ) - 続き待ってまぁす!!!! (5月7日 20時) (レス) @page43 id: 10a9149a7c (このIDを非表示/違反報告)
REA(プロフ) - nanaminkasacha0さん» ありがとうございますううう!!!貴方様に沢山の癒しを与えられますように🥰🥰🥰 (3月25日 12時) (レス) id: 893fd357d0 (このIDを非表示/違反報告)
nanaminkasacha0(プロフ) - 癒されてます♡♡♡続き待ってます♡♡♡ (3月24日 19時) (レス) @page44 id: 10a9149a7c (このIDを非表示/違反報告)
REA(プロフ) - きもむしさん» なるほどです!!ちょっと考えてみます!!貴重なご意見ありがとうございます😊😊 (3月18日 21時) (レス) id: 893fd357d0 (このIDを非表示/違反報告)
きもむし - この作品の例えで言うと、碧って打ったら自動的に読者さんのお名前に変換される機能が有るので、できれば使って欲しいなぁ……と。でも作品はガチで面白いので!! (3月18日 18時) (レス) @page43 id: 3f5b750305 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:REA | 作成日時:2023年7月15日 10時