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研磨 「 おはよう柊 」


碧 「 おはよう孤爪くん 」








誰かと挨拶を交わす日が来るなんて夢にも思わなかった


見た目のせいか、雰囲気のせいか、はたまたその両方か。昔から誰も俺とは関わろうとしてこない


教室では孤爪くんとしか話さないけど、放課後体育館へ行けば自分の口数も多くなって、これが一段と不思議だったりする








黒尾 「 ミケちゃん、今日も優雅に歩いてるね〜 」


碧 「 …どうも 」


研磨 「 ちょっとクロ、困らせないでよ 」


黒尾 「 話し掛けただけなんですケド 」








先週入ったバレー部の主将、黒尾さん


俺を "ミケ" と呼んでくる先輩で、なんでも俺が高級猫っぽいからという理由で付けたらしい


その割に名前は安直というか








灰羽 「 碧さぁぁぁん!! 」


山本 「 チス…..// 」


福永 (ペコッ)


芝山 「 お、おはようございます // 」


夜久 「 ん?なんだぁお前ら集まって 」


海 「 ははっ朝から賑やかだね 」








この部に入ってまだ1週間しか経っていないのに世界が違って見える。躊躇無く話し掛けてくれるチームメイト、それが普通でも俺にとっては普通じゃない


誰も近寄ろうとしないのが当たり前で、俺が知ってる空間はいつも孤独だった。


今までの経験は何だったのか、ここはまるで別世界


だから尚更、ここに連れて来てくれた孤爪くんには感謝している








研磨 「 な、なに… 」


そんな想いの表れか、自然と視線が行ってたみたいで、それに気付いた孤爪くんは少し気難しい顔をした


碧 「 孤爪くんと同じクラスで良かったと思って 」


バレー部に誘ってくれてありがとう、と続けて言う。








研磨 「 ……なにそれ 」


ジトっ、と疑うように決まりの悪い表情を浮かべる孤爪くん


恥ずかしさを隠しているようにも見えた








碧 「 耳赤いよ 」


研磨 「 …うるさい 」


と、顔を背ける孤爪くんの若干緩んだ口元を俺は見逃さかった


良かった、喜んでくれて








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nanaminkasacha0(プロフ) - 続き待ってまぁす!!!! (5月7日 20時) (レス) @page43 id: 10a9149a7c (このIDを非表示/違反報告)
REA(プロフ) - nanaminkasacha0さん» ありがとうございますううう!!!貴方様に沢山の癒しを与えられますように🥰🥰🥰 (3月25日 12時) (レス) id: 893fd357d0 (このIDを非表示/違反報告)
nanaminkasacha0(プロフ) - 癒されてます♡♡♡続き待ってます♡♡♡ (3月24日 19時) (レス) @page44 id: 10a9149a7c (このIDを非表示/違反報告)
REA(プロフ) - きもむしさん» なるほどです!!ちょっと考えてみます!!貴重なご意見ありがとうございます😊😊 (3月18日 21時) (レス) id: 893fd357d0 (このIDを非表示/違反報告)
きもむし - この作品の例えで言うと、碧って打ったら自動的に読者さんのお名前に変換される機能が有るので、できれば使って欲しいなぁ……と。でも作品はガチで面白いので!! (3月18日 18時) (レス) @page43 id: 3f5b750305 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:REA | 作成日時:2023年7月15日 10時

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