高級猫に懐かれたい［HQ/男主］

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灰羽 ｢ 練習中って、甘いもの食べたくなるんすよねー ｣


碧 ｢ ……作ろうか？ ｣


all ｢｢えっ！？！？｣｣


碧 ｢ え？ ｣








休憩中、リエーフの何気無い発言のお陰で碧の手作りお菓子が食べれそう


夜久 ｢ よくやった、今までで1番役に立ったな ｣


灰羽 ｢ 複雑っス… ｣


山本 ｢ 料理とか出来んのかよ！すげーな！ ｣


黒尾 ｢ 女子力高めのJKってこと？ ｣


碧 ｢ すみません、よく分かりません ｣


夜久 ｢ Siriだwww ｣








お菓子作りが趣味だと言う碧の可愛らしい新たな一面を知り、チーム内ではその話で持ち切りだ


碧 ｢ 合宿終わったら作るね、何がいいかな ｣


研磨 ｢ ...アップルパイ ｣


碧 ｢ それ前にあげたじゃん ｣


山本 ｢ なにぃ！？いつの間にそんなやり取りを！？ ｣


研磨 ｢ 同じクラスだから俺とは特別仲良いんだよ ｣


山本 ｢ くｯｯ、、そぉぉぉ！！！羨まし"ィィ！！ ｣


もうあの2人はそんな仲良くなったのか、と感心。一保護者として研磨や碧の性格を知っているからこそ感慨深い








碧 ｢ 糖分大事だもんね...無難にチョコとか ｣


食べ物の話をしているからか、途端に碧が美味そうに見えた。雪見だいふくみたいに真っ白で柔らかそうな頬にかぶりつきたい


……っていう自分の恐ろしすぎる思考にたった今ドン引きした。そうであっても思考は止められないなんて重症かもしれない


陶器肌に少し長い前髪から見える綺麗な瞳、改めて見るとやっぱり絵に描いたような美しい人間だと再認識。このままずっと見惚れていたい








碧 ｢ 夜久さんは何食べたいですか ｣


夜久 ｢ あー、碧 ｣


all ｢ ｢！！！？！？｣ ｣


夜久 ｢ …………の作ったやつなら何でも食うよ ｣








危ない、思いっきり爆弾発言するところだった。無意識に言っていたというか、それはそれでキモいけど


黒尾 ｢ 欲に忠実なヤツめ！！ ｣


研磨 ｢ 本音ダダ漏れじゃん... ｣


灰羽 ｢ 夜久さんアウトです！誤魔化しきれませんから！ ｣


どうやらセーフだと思っていたのは自分だけらしく、碧には｢俺...美味しくないです｣と、すぐさま誤解を解いたものの若干ビビられた








黒尾 ｢ あのぉ、急にぶっ込んでくんのやめてくれませんかねー ｣


夜久 ｢ しょうがないだろ、口が滑った ｣


黒尾 ｢ 侮れませんな ｣








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