リクエスト:深夜の散歩 ページ16
…ぱち
ここ最近深夜に目が覚めることが多い気がする…
バサッ
私は起き上がる。横では静かに寝息を立てているお姉ちゃんがいた
そういえば外の世界に来てから一度も深夜に散歩をしていない。寝付けれないのはそのせいか…
スタスタ
私はドアを開けて廊下に出る
「は〜…やってらんない…」
そうだよ。やっぱり外じゃなきゃ！
私には能力がある訳だし！大丈夫！バレない！
私は合宿所を抜けて海を見に行こうとしたが…
ガチャ…
ん？
ガチャガチャ！
「あー…忘れてた…」
鍵付きなんて当たり前じゃん…何してるんだろ私
どこか抜けられる場所が無いか探そうとしたその時
ガタン
と音がした
バッッ
私は後ろを振り返る
そこには…
「はー寝れねぇ」
確か不動さん？だっけ…？
私はつい角に隠れた
「よっこらせ…」
不動は廊下にある窓辺をガチャガチャしている
「まさか…」
「おっ空いた空いた」
おおー！すごーい♪よし！私も後をつけて…
「……」
しかし不動はそこで立ち止まり無言になる
「…誰だ？」
ヴェッ！？ナンデ！？なんで分かったの！？
「そこにいるのは分かってんだ。誰だ」
私は渋々不動の目の前へ現れる
「お前…」
「どーもー♪」
「どうもじゃねぇよ…ここで何してんだ？」
「んー？不動さんと同じ様な理由」
「…お前は外に行くのか？」
「行くいくー♪」
「めでてぇな。ほらよ。レディファーストだ」
「わーい！」
私達は外に出て砂浜を歩いた
ザッザッ
静けさの中不動は顔をニヤつかせて言う
「なぁお前はそうやって常に偽って生きてんのか？」
突然不動が訳のわからない事を聞いてきた
「んー？なんの事？」
「オメェは何も考えてねぇ。空想に酔ってるって顔してやがる」
突然こいしは足を止める
「何でそう思ったの？」
「廊下で偶然お前さんを見つけて付けてきた。ただそれだけだ。後ろ姿だけでわかったぜ…お前は普通じゃない」
「悪趣味だなぁ」
「お前さんは姉と同じくらいに狂ってやがるな。おもしれえ」
「あーそういやお姉ちゃんと協力してんだっけ？」
「さて？なんの事やら」
はぐらかすの上手いな
「…ま、いいや。不動さんのおかげで外に出れたし…」
「おうおう。感謝しろよ？」
私は海を見る
「海が綺麗だねぇ。こいしチャン？」
不動は冗談混じりに言う
「…ねぇ。」
「んあ？」
「この海のせいでどれだけの人が無くなったんだろうね」
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モモ(プロフ) - 分かりました！お手数を掛けて申し訳ありません(*^^*) (2018年12月6日 20時) (
レス) id: 9f311d580c (このIDを非表示/違反報告)
蒼白 - 返信遅れてごめんなさい！そうですね さとりちゃんが一人でお店でお茶していたときに、たまたま出会った とかどうでしょうか？分かりにくくてスミマセン (2018年12月6日 20時) (レス) id: baea1befb6 (このIDを非表示/違反報告)
モモ(プロフ) - いえいえ大丈夫ですよ(´・ω・`)リクエストはどうしますか？私としては要望はお答えしたいのでもう一度分かりやすく書いてくださると幸いです (2018年12月6日 17時) (レス) id: 9f311d580c (このIDを非表示/違反報告)
蒼白 - 返事遅くなってごめんなさい！自分でもあとあと見たら分からなかったです。すみません (2018年12月6日 7時) (レス) id: baea1befb6 (このIDを非表示/違反報告)
モモ(プロフ) - すみませんバグのせいで名前がモモになってるかもしれません (2018年12月6日 0時) (レス) id: 9f311d580c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らい | 作成日時：2018年11月5日 1時
