この感情 ページ40
〜さとり視点〜
翌日
目覚めの悪い日差しの中で私はふと思った。
仲間とは
私は仲間意識を持った事が人生の中で一度も無かった。何せ嫌われ者のさとり妖怪…だから彼らの心を見て思ったのだ。
何故そこまで頑張るの？
どうして勝ちたいの？
分からない
今まで私は汚い心しか見えてこなかった。さとり妖怪の前では皆酷い心しか持っていない。
だからこの感情はよく分からなかった。何というか…
「ふあぁぁぁ…」
「あらこいし…おはよう。」
「んー…おはよー…」
私達は身だしなみを整えて。食堂へ向かった。
「あー…全然眠れなかったわ…」
「私もー…」
「貴方はきっちり寝てたわよ…」
テーブルに着くなり朝から騒がしいTVに目が入った。
「イナズマジャパンのエースストライカーの豪炎寺選手が韓国戦の負傷によりチームを離脱する事が発表されました。」
「これは痛いですねぇ…絶対的な柱を失ったイナズマジャパンは…」
「うるさ…」
「お姉ちゃん…低血圧のせいでキャラがぶれてるよー…」
そんな会話をしていると灰崎がつぶやく
「好き勝手言いやがって…」
どうやらニュースに苛ついている様だ
私達はモーニングタイムを終えて特訓に行った
「今日はランニングでもしようかしら…」
「賛成！」
ランニングをしながら私は言う
「ランニングが終わったらとりあえず色々と嗅ぎ回ってみましょう。出来る事から潰していくのが一番よ」
「はいはーい」
こうして私達は練習を挟んで調査を行った。
「まずは…一星が優先よね…どこに居るのかしら…あら？」
あれは吉良？更衣室に入って行ったそれを見かねたように一星が部屋に入った。
私はすかさず聞き耳を立てる
「ヒロトさんの気持ち分かります」
「一星？」
「僕と同じ一年なのに！灰崎君は先輩に対する尊敬の念がなさ過ぎですよ！」
「見てたのかお前…」
「はい！尊敬する先輩から少し学ぼうとしっかり見学させて貰いました。あれは明らかに灰崎君のミスだったのに…ヒロトさんに責任を押し付けるなんて！ちょっと調子に乗り過ぎですよね！」
貴方も大概だけどね
「おー！分かってんじゃねえかよ。」
「ヒロトさんここはハッキリさせた方が…」
「アイツがムカつくのはいつもの事だ。気にしてねーよ…」
そう言って吉良は大人の対応をして去ろうとする。私は角に隠れた。さぁこれで一星一人だけ…どんな汚い本性を見せてくれるのかしら。
しかし一星以外の別の声が聞こえた。
「この声は…」
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モモ(プロフ) - まさにそれですwあと修正の件ですが、他にもこいしちゃんをさとり様と同様にMFに変更したのでご了承お願いしますね(・∀・) (2018年10月20日 15時) (
レス) id: 9f311d580c (このIDを非表示/違反報告)
米の花子(プロフ) - 笑顔で精神ごとけちょんけちょんにしそう (2018年10月20日 14時) (レス) id: 5689ec8667 (このIDを非表示/違反報告)
モモ(プロフ) - 私も嬉しい限りです。相手の選手を蹴散らしそうな勢いですねw (2018年10月20日 14時) (レス) id: 9f311d580c (このIDを非表示/違反報告)
米の花子(プロフ) - さとり様とこいし様が楽しそうで何よりです (2018年10月20日 14時) (レス) id: 5689ec8667 (このIDを非表示/違反報告)
米の花子(プロフ) - モモさん» こちらこそありがとうございます！お互い頑張りましょう！ (2018年10月15日 21時) (レス) id: 4c00fe323e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らい | 作成日時：2018年10月15日 0時
