捻れた鍵穴を解くには【狼ゲームアナザー】 (ページ6)

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＃2 fellow ページ6

外に出られると思った瞬間だった。

扉の先にはビリヤード台が置いてあるバーのようなネオンっぽい部屋だった。
それにソファには自分の荷物が置いてあり、中身を見てみるとスマホや手帳が入っていた。

ルマ「………圏外かぁ」

スマホに電源を入れると電波強度が圏外のマークになっていた。

ルマ「まぁ当然よね」

これじゃあソウ兄さんやツバキ姉さんには連絡できない。
それに、圏外ってことは、森の中とかその可能性がありそうだ。

とは言え、この建物は普通すぎじゃない。
窓は鉄格子で閉めているしさっき出てきた扉がある。

じゃあ他にも誘拐された人がいるのか？

とりあえず仲間を待ってみよう。

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数分後、やっと一つの扉がガチャリと開いた。

やって来たのは私と同い年の男の子だった。

ちゃんとした制服に赤色と白色のシマシマ模様のマフラー。

耳に付けられた高そうな黄緑色のヘッドフォン。

紺色の長い前髪で左目を隠している男の子が来た。

私がいることに気づくと、ぺこりとお辞儀をした。

？「えっと、貴方も誘拐されたのですか？」

ルマ「えぇ、何者かによってね」

？「僕も誰かに殴られまして。気づいたらここにいました」

ルマ「そう…………。私は大神ルマ。君は？」

ツカサ「ツカサ、天崎ツカサです」

ルマ「分かった。よろしくね、天崎くん」

私はまだ知らなかった。

悲劇の舞台に巻き困ることを＿＿＿＿＿。

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お久し振りです。

しばらく更新してなくてすみませんでした。

今後ともよろしくお願いします。