村上信五 Ver.６８ ページ21
ーAsideー
喫煙所でおーくらさんに話しがあるって言われて…
呼び出されたけど…
この店でいいんかな？
A｢……うぅん？｣ｷｮﾛｷｮﾛ
男｢ホントにここでいいんですか？｣
男｢僕も中まで…｣
男｢自分 声でかいねん｣ﾊﾞﾝっ
話し声に振り向くと…
A｢っあ！おーくらさん！｣
大｢おっ！A！なんで？外に居るん？｣
A｢いやぁ〜余りにも高級な焼肉屋なんで…｣ﾊﾊ
大｢ハハハっ！なに言うてんの？｣
大｢やっぱり…えぇわぁ〜自分 笑｣
なにが？えぇんかな？
大｢ほらっ！行くでぇ｣ｺｲ
A｢はい…｣
中に入ると…やっぱり 高級でオシャレで舞い上がってる自分が恥ずかしいくらい
しかも…個室やし
やっぱり…芸能人なんやって…
大｢ごめんな 個室で…｣
A｢…いやぁ はぁ……｣
ちょっと…緊張してる 私
大｢なんか？個室ってエ ロいよなぁ〜｣ﾊﾊﾊ
大｢でも そんな気ないから｣ﾆｺっ
大｢俺 有名人やし…撮られたら困るし…｣
大｢お前 Aも困るやろ？｣ﾁﾗｯ
メニュー見ながらハッキリ言うおーくらさん
その気ないのは分かってる…
A｢あのぉ〜そんな ハッキリ…気持ちいいくらい言われると…逆に腹立ちますねぇ｣ﾆｯｺ
大｢えっ？なんで？｣
A｢それって…女とし魅力ないってことでしょ？｣
大｢なくはないんちゃうん？｣
A｢えっ？そうですかね？｣ｳﾌ
大｢Aって…普通やん でも なんか オモロいし…俺はえぇと思うで！｣
A｢普通…｣
大｢うん。モデルみたいにスタイルえぇわけでもない…タレントみたいに美人でもない 笑｣
A｢はい！モデルでもタレントでもないんでねぇ！！｣
大｢ちょうどえぇ普通さやねん 笑｣
大｢気にすんな！アハハハ！｣
A｢なんで 慰められてるん？笑｣
大｢分からん アハハハ！｣
大｢それに…俺 今 本気な人 居るからなぁ〜｣
大｢だから Aに興味ないねん 笑｣
へぇ〜本気になれるくらいの恋をしてるおーくらさんが何年か前の自分と重なる…
A｢…っで 私に話しってなんですか？｣
大｢まぁ とりあえず 腹ごしらえしょっ！｣ﾆｯｺ
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作者名：はな | 作成日時：2017年1月9日 22時
