White #1(修正) ページ43
KA
俺の所属は情報管理課…とは都合のいい表向きの名前で
やってることは、ヤバいところに足を突っ込んだ探偵ってところだろうか
社会の闇みたいなこの部署は、雑踏にまぎれるように事務所を構えてる
街なかのこじんまりしたビル、1Fはコーヒーショップ
コーヒーを飲みながらパソコンをするサラリーマン、デート中のカップル…
すぐ近くに血生臭い仕事をしてる奴がいるなんて、夢にも思わないだろうな
ターゲットを徹底的に調べて、必要なら始末もする
唯一ミンソギヒョンだけが連絡を取る、清掃管理課ってのもある
A「なんでそんな話になるのっ？ペアを組むなんて聞いてない！」
ミンソギヒョンをリーダーに、情報を分析するギョンスヒョンはハッキングの天才
俺とさっきからご機嫌斜めのAが実行部隊…
KA「今日の姫はずいぶんとご機嫌斜めだね」
DO「ま、分からなくもないけど」
KA「この間一緒に話を聞いてたらと思うと…」
DO「恐ろしい」
ーーー次の仕事はかなり大物だ。別の奴らと組んで追うことになる
俺たちがこの話を聞いたのはちょうど1週間前
ミンソギヒョンはAが反対することを見込んで、直前で話すと言ってた
俺ですらAとは組んだことがない
下の店で買ったコーヒーを飲みながらヒョンとAのやりとりを聞く
XM「そんなに怒るなよ。Aにも今回はパートナーが必要だと思ってな」
A「必要ない！何バカなこと考えてんの？」
KA「おいA、それは言いすぎだろ？」
DO「ミンソギヒョンだってAのこと心配してるんだよ」
A「ミンソクのは心配じゃなくて余計なお世話！」
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作者名：プチバビ | 作成日時：2013年12月24日 18時
