【第五×原神】夜の番人君がどうやら，バグで別の世界に行ったそうです (ページ6)

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バグ6 ページ6

それを少女に言われ，静かに頷くことしかできなかった。
だけど，身の上話はここまで…本当の話題はここからだから

『僕が絶望して快楽だけで人を狩っていた時，どこかしらか，手紙が届いたんだ。』

「会った時に話していたあの荘園か。」

『そうだよ。そこの主人が僕を招待してあるゲームに参加する代わりに，僕の欲しいものを何でもくれると言うんだ。』

「何でもとは，亡くなった母もですか？」

『…』

いや，亡くなった人まで還ってくるかわからないでも，ダメ元で行ってみたんだ。
そこでの僕の役割は，罪のある人々を狩り，逃がさない様にすること。
だけど，ゲームが終われば皆んな罪がある人なのかと疑う時がある、エマさんやエミリーさんは普通に仲がいいし、何ならカップルだっているぐらいだ。
ハンターの一人一人にも部屋が与えられ，3食はついてるし

『正直欲がない者はあの荘園に入ったら二度と出れないかもね。』

「確かに普通に聞いていていいところそうですね〜」

「して？君のハンターの能力は何だね？」

『僕の…能力？』

「もう！博士！好奇心旺盛なのはわかりますけど，イタカさんは借りて行きますからね！道化にも他の執行官にも合わせてないでしょう。」

「なんだと？…おい。少女。そいつは私のッ「被検体じゃないですよ。道化も許可してませんし、博士は稲妻から持って来た人形で満足してください！」ｩｯ…。」

『…ｸｯ…ぷっあはははっ！』

僕はその様子を見て何故か面白く感じ腹を抱えて笑ってしまった。
そんな僕を2人は，口を半開きにさせながら驚いて僕を見ていた，がそれもおかしく笑いが止まらなくなった。

「もぅっ！何なんですか？博士も、イタカも！…ふっ…ふふっ全く貴方は笑った方が可愛らしい顔してますね」

『…へ？』

その一言で僕は笑いのツボから抜け出せた様だ。
でも，僕が可愛い？何故みんなそれを言うんだろ？女王陛下も，美智子さんもイドーラも…
そうこう考えていると，僕の手を少女は強引に引っ張り博士の部屋を出た。

え？…女性なのにチカラ…つよ…え，痛い。

「さぁ！どうやらですね？女皇様の元に貴方宛のものが届いたらしくそれを着ておめかしして，皆さんに会いましょう！」

おめかし！！！？
ちょ，あ！？やだよ！！！！

「嫌ではありませんよ？拒否権はないです！」

そう言いながら少女に手を何故か女とは思えない力で引っ張られある部屋に連れて行かれた。