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お世話になります ページ1

※作者のこうだったらいいなという妄想が含まれています。

芥「好きにくつろいでいろ」

『あ、ありがとう』

連れてこられたのは、家具が必要最低限しかない部屋。
元々揃えられているベッドや洗面台、お風呂.....それらを除けば、彼が揃えたのはたったのコート掛けに数冊の本。

芥「何か、気になるものでもあったか」

『あ、いや..なんでもないよ、お茶ありがとう』

私の前に、暖かいお茶を置き、丁寧にコートを脱ぎだす芥川くん。

芥「...これは、太宰さんがくれたものだ」

『えっそうなんだ...』

突然のカミングアウトに私は肩をびくりとさせる。

芥「サイズは、大分合わなくなってしまったし、貰った当初より汚れてしまったが...」

"時折、クリーニングに出したり自分で洗ったりしてどうにか保っているんだ"

そう、口角をほんの少しだけ上げながら言った芥川くん。

『....太宰さんが大好きなんだね』

芥「当たり前だ、とても尊敬している。」

食い気味に答える彼に私は笑いをこぼした。
すると芥川くんはムッと、眉間に皺を寄せこちらを見つめる。

「何故笑う?」

『ふふっ...いやあ、それだけ尊敬されるなんてすごいなあって!』

芥「...ああ、太宰さんは素晴らしい人材だ。
Aにもいつか、見せてやろう」

『ありがとう!』

いつの間にか機嫌が治った芥川くんはそっと私の前に腰を下ろし静かにお茶を飲む。

『....』

その姿をぼーっ、と見つめる。

あの日、突然消えてた彼が今、目の前に再びいる。
...またいつか、消えるんじゃないか、いや今度は私が居なくなるのか。

芥「A、どうした?」

いつまでもこの生活が続いてくれればいいのに。

『...ううん、ちょっとぼーっとしてた』

芥「そうか?......何時でも僕を頼れよ。」

『!..ありがとう』

今は、そのいつかが来るまで沢山この世界を満喫しよう!

そう胸に決め、私は再びお茶に口をつけた。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
更新おまたせしました!
中々ストーリーが決まらず手をつけられていませんでした....(言い訳)
すみませんでした...

誰か、ネタをくださる神様はいらっしゃいませんか??!
R指定以外のものは全部受け付けておりますので、気が向いたら是非コメント宜しくお願いします〜!!!🙇‍♂️

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まろう(プロフ) - みあさん» ご指示いただきありがとうございます、修正致します! (12月28日 22時) (レス) id: 381080160c (このIDを非表示/違反報告)
みあ(プロフ) - お、り、ふ、らたってますよ〜 (12月28日 21時) (レス) @page2 id: daf2d5c7c6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もすこみゅーる | 作成日時:2023年10月23日 23時

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