天柱、ヒーロー志望です!!２【鬼滅の刃】【ヒロアカ】 (ページ8)

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昼休みページ8

かっちゃんとお昼食べようと思って探してるけど全然見当たらない

あ、いた
こんな所で何してるんだろうかっちゃん

『かっちゃああﾑｸﾞｯ』

爆｢静かにしろ｣

そう言って顎でクイッと指す方を覗くと

『出久と轟くん？』

爆｢ああ｣

盗み聞きは良くないけど、何話してるんだろう

轟｢緑谷、お前オールマイトの隠し子かなんかか｣

『ﾌﾞﾌｫ((』
爆｢バレるだろーが！｣小声

緑｢ち、違うよ？それは！納得しないと思うけど、とにかくそんなんじゃなくて！｣ｱﾜｱﾜ

轟｢そんなんじゃなくてって言い方、少なくとも何かしら言えない関係があるって事だな。｣

緑｢あ……｣

轟｢俺の親父はエンデヴァー。
知ってるだろ、万年Ｎｏ．2のヒーローだ。

お前がＮｏ．1の何かを持っているなら俺は尚更勝たなきゃいけねぇ

親父は極めて上昇志向の高い奴だ

ヒーローとして破竹の勢いで名を馳せたがそれだけに生きる伝説オールマイトが目障りだったらしい。

自分で越えられねぇ親父は次の策に出た｣

緑｢僕に何を言いたいんだ？｣

轟｢個性婚、知ってるよな。

実績と金だけはある男だ。
親父は母の親族を丸め込み母の個性を手に入れた

俺にオールマイトを越えさせる事で自身の欲求を満たそうってことだ

記憶の中の母はいつも泣いてる。
お前の左側が醜いと母は俺に煮え湯を浴びせた。

ざっと話したが俺がお前につっかかんのは見返すためだ。

クソ親父の個性なんかなくたって、

いや、使わず1位になる事で奴を完全否定する。｣

毎日同じ教室で隣の席で同じ目標に向かっているのに

こんなにも違うなんて。

轟くん……ずっとそんな重いものを背負っていたなんて

緑｢僕は！ずっと誰かに助けられてここにいる。

オールマイトみたいになりたい。
そのためには1番にならないといけない

君に比べたらささいかもしれないけど僕だって負けない！｣

爆｢A、飯行くぞ｣

『あ、そうだね』

轟くんの左を使わない理由
壮絶な背景

助けてあげたい。

暗い過去から引っ張り出してあげたいなんて思うのはお節介だろうか