屑の幸 【呪術廻戦】

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宿「興味本位で呼んでみただけだ。特に深い意味はない」


なら呼ばないで欲しかった



「…それは光栄ですね。私もお陰で未練がなくなりました」



宿「…お前がしたい事は大体分かっている。楽しみにしてるぞ」





「えぇ、楽しみにしといて下さい。」





ふっと視界が暗くなる




…宿儺に会えた




正直もう高専にいる理由はない




だがもう少し情報をとってから抜け出すか




┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈



カーテンの間から朝日がさしこんでくる



重い腰をあげて部屋を見渡す



最近掃除していなかったため汚い



机の上には新しい書類が置いてあった



「…は、捨ててやろうか」



書類を分けることも出来ないのか




顔を洗うため洗面所に行く




…昨日より体が軽い



「…宿儺すごいな」



タオルを手に取り鏡をみる




「……は？」



首に線、というか目が付いていた



ほんの僅か、というかなんか気持ち悪い呪力を感じる



「どういう呪霊なんだ」



とりあえず潰すか




？「…まったく、少しも待てんのか」




「！？！？」





耳に残る低い声




でも、なんでだ？





「…宿儺」




？「見るに耐えん間抜け面だな」


…とりあえず顔を洗おう



まだ寝ぼけてるかもしれないから



洗顔料を少量手に出し泡立てる



？「…精々死なないようにな」




「…了解」






…今日もやりますか

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