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報告の憂鬱。 ページ4
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「Aッ!!!」
『ッわ…!』
物凄いスピードでエリス嬢が抱き着いてくる。結構痛いのですが…ッ!
「A!早くあの変態をどうにかしてッ!!」
「酷いよエリスちゃんッ!!」
『…取り敢えずエリス嬢、洋服をお着になられては?風邪を引いてしまいますよ。』
「まぁ、Aが言うなら着てあげてもいいわ。」
そう言ってエリス嬢が洋服を着ているのを確認し、首領に向き直る。
「其れで、どうだったかね。」
『駄目でした。スパイを送りましたが其れにも気付きませんでしたし…。
まぁ、あの組織の頭と使えなさそうな構成員は始末しておきました。情報を吐いてくれそうな構成員を数名残して居るので、今頃部下が拷問して居るでしょう。』
「そうかい。有難うね、Aちゃん…矢張りAちゃんに任せて良かったよ。
Aちゃんは交渉上手だから良い結果を出して呉れると思っていたが期待以上だ。」
クツクツと喉を鳴らして笑った首領を見て、はぁ…と態と大きく溜息を吐いた。
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作者名:緋山 | 作成日時:2019年7月17日 17時