蝶と蜘蛛「JK」

ノリが悪い ページ41

THside



「ねー！今日ジョングクはぁー！？！？」
「なにー？聞こえない！」



明るいネオンの下、爆音で鳴って無意味に体を躍らす




「だーかーら！ジョングクは！？」
「あー！あいつなら、こないよー！」
「えー！」


常連組に混ざっててこの会話、俺には興味ないわけ？

人混みから抜けてカウンターにある飲み物を持って2階に上がる





「はぁ…今日はハズレだな〜」

「まぁ金曜日じゃないしさ、暇なやつしか来れないよ」

「ジミンはいいじゃんさっき相手してもらってたから」

「してもらってたって笑」

「あージョングクほんとに来れないのかな?」

「んー無理でしょ。」



でもわからないじゃんね？





「え、テヒョン電 …

「あ、もしもし？」 …諦め悪りぃな」




「 今日は行かないって言った。」

「えー！なんでよ！楽しいよ！おいでよ！」

「眠いから無理」

「えーそーなの？」

「だからまた今度」

「でもこの前もそー言ってた」

「しょーがなくね？行く気ないんだから。」

「えー、うーん。わかったよ」

「シャンパンよりコーヒーが飲みたい。あ、もう家帰っていいよ。」


「…なにそれ？てか、今外いるならそのままこっちくればいいのに」

「だから、そーゆう気分じゃないの。」

「わかったよ、じゃあまた明日ね」





「なんて？」

「シャンパンよりコーヒーが飲みたいって」

爆笑するジミン




「はぁっ…ジョングクってほんとに悪いのに捕まったよな」

「え？ジョングクが？」


「うん。ジョングクが。」



クスッと笑ったジミンがシャンパンを飲み干した

…やりすぎた。→←またね

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