スクール革命 【 鬼滅の刃 】

8話 ページ10

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炭治郎 side



伊「 あ"ぁ〜！！クッソ·····、腹立つ·····！ 」


伊之助が思いっきり机を叩いたからか、"ダン！" と
大きな音が教室中に響いた。

あの転入生2人が帰った後、しばらく俺達は動けなか
ったがしのぶさんがいつものように笑い 、
"戻りましょうか" と言ってSランクの専用の教室に
戻ってきた。



善「 ちょっとぉ！！！急に大きな音出さないで
よ！！ビックリするじゃん！！！！！」

伊「 うるせぇ！俺様は今腹が立っているんだ···！ 」



伊之助の気持ちは分かる。俺だってSランクの事を
目の前で悪く言われてこれでもかって程腹が立った




善「 まぁね。しのぶさんに手を出されたから俺も
イラついてるけど·····、あの2人可愛いのになぁ〜 」

有「 まさかSランクの勧誘を断るとは···· 」




確かに、普通の人なら勧誘を断るはずがない。
けど彼女達からは嘘の匂いがしなかった。

彼女達が言ったのは本心だったんだ。




"結構です。"


"Aランクのままでいいです。"




しのぶさんの言う通り2人はとても綺麗な目を
していた。汚れを知らないような綺麗な目。

そして顔も整っている。しのぶさんがSランクに
2人を入れたくなる気持ちが分かる。



し「 面白い···· 」


驚いてしのぶさんの方に顔を向けるとしのぶさんは
いつものように笑いながら俺達を見た。




カ「 しのぶ姉さん····？ 」

し「 凛としていて私達に怯える事なく、言い放っ
た姿·····。ますますSランクに入れたくなります。 」


無「 諦めないんだ。」

し「 勿論。」





にっこりとしのぶさんは笑う。

それに対し俺達も笑みを浮かべた。



禰「 一気に攻めていきますか？ 」


し「 まずは様子見、といった所でしょうか。」





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