スクール革命 【 鬼滅の刃 】

25話 ページ33

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友梨奈 side


善「 ありがとう、落ち着いた。」



あれから外にあるベンチに座り、善逸さんが泣き止
むまで私達はそばに居た。

泣きながら "ありがとう、ごめん" を繰り返して言う
善逸さんを見て余程反省しているんだな、と思った



善「 Aちゃんハンカチありがとう。
今度洗って返すね！ 」

「 いえいえ！」

森「 あの、！ 」



ひかるちゃんが俯きがちに言い私達の視線はひかる
ちゃんに向く。

ひかるちゃんは顔を上げると申し訳なさそうに善逸
さんを見た。



森「 さっきは生意気な事言ってすみませんでした
先輩なのに·····。」

善「 いいよいいよ！気にしてないし 」



ひかるちゃんは目を少し伏せると頬を赤く染めた。




森「 森田 ひかるです。名前 」

善「 ひかるちゃんか、俺は我妻 善逸。」




"よろしくね" と言って善逸さんはニコリと笑う。

やっぱり善逸さんってイケメンだな····。



平「 私も失礼な事言ってごめんなさい 」

善「 いいのいいの！もともと俺が悪いんだし、
それに友梨奈ちゃんのおかけで目覚めたし。」



Sランクにいたから気づかなかったけど善逸さんは
優しい人なんだ。

もしかしたら善逸さんだけじゃなくて他の人達
皆そうなのかもしれない。




炭「 善逸。何しているんだ？ 」




善逸さんはビクッと肩を揺らしゆっくりと声がした
方を見る。



善「 たっ、炭治郎·····、」

伊「 紋逸、お前なんでAランクの奴らといるんだ
よ。」

玄「 1人知らない奴いるけど 」



私達を見るなりSランクの人達は睨むように見てく
る。

私も対抗するように睨むとしのぶさんはふふっと
笑った。




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