検索窓
今日:19 hit、昨日:1 hit、合計:54,482 hit

2話 ページ4

.







平手 side




突然の事だった。喋っていたらいつの間にか村田君
に手を引かれた。


「 どっ、どうしたの?村田君······」


これには私も驚いている。壁に隠れて様子を
伺うように見ている村田君の背中を見てA
が言うと村田君は私たちの方を見て指で見ていた
方を指した。



静かに見ると1人の女子生徒を数人の男女で
責めているような光景が見えた。



「 すっ、すみません! 」


し「 どうするんですか?ぶつかった所が痣に
なったら。 」

善「 禰豆子ちゃん!!!!大丈夫!? 」

禰「 平気ですよ!」



どういう状況か分からないけど、女子生徒が
禰豆子ちゃん?にぶつかったのかな?

それで責めてるのか······。



平「 ねぇ、あの人達誰? 」

小声で村田君に聞くと村田君は前を見つめながら
話した。




村「 Sランクだ。 」



「 ランク·····って····」

私とAは思わず顔を見合せた。なるほど。
ランクってそういう事だったんだ。


村「 この学園にはスクールカーストっていう
のが存在する。あの人達がSランク····

この学園のトップに立つ人達だ。」


「 あの人達が····? 」


村「 あぁ。Sランクの言う事は絶対。
誰も逆らえないんだ。もし逆らったら

·····後がない。」



まるで漫画の世界にいるようだ。

昔、同じような設定の漫画を見た事がある。
誰もその人達には逆らえない。誰しもが恐れ
ている。

私とAはその漫画のような学園に来てしまった




無「 謝って済むなら警察いらないんだよ。」

炭「 どう責任取るんだ? 」

「 でっ、でも····」

伊「 あ"ぁ?」

低い声が聞こえると女の子はビクッと肩を揺らした

思わず立ち上がろうとすると村田君がそれを阻止
して首を左右に振った。




その目は真剣で私は素直に立つのをやめた。

ふとAを見ると不安そうな顔をしてSランクの
人達を見つめていた。


·······守らなくちゃ。Aを






.

3話→←1話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (52 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
61人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

くるみっこ - 鬼滅の刃も大好きなので更新頑張ってください!! (2020年5月31日 17時) (レス) id: 65e7743a54 (このIDを非表示/違反報告)
くるみっこ - アイドルとかあまり興味なかったんですけどこれを見て興味を持って今欅坂のファンです (2020年5月31日 17時) (レス) id: 65e7743a54 (このIDを非表示/違反報告)
鬼滅好き - 一瞬ではまりました!!これからも応援してます (2020年5月30日 1時) (レス) id: 5e2156c354 (このIDを非表示/違反報告)
いちごタルト - 好きです!欅坂も鬼滅も好きなので嬉しいです!欅はねるちゃんと渡辺りかちゃんで鬼滅の刃は時透ツインズが好きです! (2020年5月26日 21時) (レス) id: 2715f805f5 (このIDを非表示/違反報告)
美玲(プロフ) - 欅坂好きなのですごい嬉しいです!更新頑張ってください! (2020年5月26日 18時) (レス) id: cfe18ebe09 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:佳奈 | 作成日時:2020年5月22日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。