スクール革命 【 鬼滅の刃 】

20話 ページ28

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あと少しで夏休みになるある日の放課後。

日直だった私はてちと村田君に先に北校舎に行って
もらい、日誌を書いていた。



「 ·····おわったぁ〜〜 」



やっと書き終わった日誌を持って教室を出る。

廊下を歩いていると生徒達からも評判が良い
煉獄先生が歩いてきていた。


·····あの人だ。ランクとか関係なく、生徒たちに
絡んでくれる人。



煉「 むっ！雛瀬少女じゃないか！ 」

「 こんにちわ〜、煉獄先生 」


何気に煉獄先生は私達に話しかけてくれて、
仲が良い唯一の先生だ。

煉獄先生に話しかけられ私は足を止めた。



煉「 日直だったのか！！！ 」

「 はい。」



声がデカイな〜。相変わらず。



煉「 そうか！熱中症には気をつけるように！
平手少女達にも言っておいてくれ！！！ 」

「 分かりました。ありがとうございます！ 」



先生はそのまま私の横を通り過ぎて行った。
私も急いで職員室に行き担任の先生を呼ぶ。



「 佐々木先生いらっしゃいますか？ 」

冨「 ······· 」




······え、何この人。怖い。

扉を開けた私を無言で見つめてくる先生。
たしか冨岡先生だったっけ。



冨「 (佐々木先生は今職員室には)いない。」



え？何が？佐々木先生がいないって事なのかな。



「 そっ、そうですか。じゃあ·····うわっ、！ 」



急に押されて前によろめくが何とか耐えて、後ろを
見た。




宇「 ····あ、悪い。」



私を見下すかのように見る先生。
······デカっ、

すると先生はしばらく私を見た後、



宇「 ····地味だな、お前 」



そう言って先生は中へと入って行った。

それに続いて冨岡先生も自分の席に戻っていく。



······え？何なの、あの人達。





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