スクール革命 【 鬼滅の刃 】

15話 ページ20

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平「 スクールカースト制度、覚えていますか？ 」



てちの言葉に2人は目を見開いた。



甘「 スクールカースト制度って···· 」

「 私達はそのスクールカースト制度を止めたいん
です。」




甘露寺さんは "え？" と小さく呟くと俯いた。



村「 このまま学園がSランクに支配されるのは嫌
なんです。だから俺達は協力してスクールカース
トを潰して平和な学園を取り戻そうと思っていま
す 」

「 学園長から甘露寺さんと伊黒さんの事を聞いて
皆で協力したらきっとスクールカーストを潰す事
が出来ると思うんです 」




その瞬間甘露寺さんの肩が震えた。

驚いて固まっていると甘露寺さんが顔を上げて私達
を見た。

ｰｰｰｰ泣いてる




甘「 ごめんね、泣き出しちゃって····· 」

小「 甘露寺は悪くない。悪いのはコイツらだ。」

村「 いや、だから何で？ 」



鞄の中からハンカチを取りだした甘露寺さんは
涙を拭うと再び私達を見た。




甘「 あのね、今までそうやって進んでスクール
カーストを止める子達あなた達以外居なかったの 」



優しく微笑んで甘露寺さんは喋りだした。



甘「 私達も何とかして止めたかったんだけど、
叶わなくって·····。だから3人がそう言ってくれた時
嬉しかったの。

止めるって言ってくれてありがとう 」



甘露寺さんは私達を見て優しく笑った。

その笑みは綺麗で見とれてしまう程だった。

甘露寺さんは再びハンカチで涙を拭うと、伊黒さん
に向き直る。



甘「 伊黒さん！この子達に協力しましょう！！ 」

小「 あぁ。そうだな 」



すると頷いた伊黒さんは私達の方を見て、黒いオー
ラを出してきた。


小 ( 何故貴様らが甘露寺に認められているんだ。)



····何考えているかは分からないけど何だかヤバそう

それに気づかず、甘露寺さんはニコニコと私達を
見ていた。





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