スクール革命 【 鬼滅の刃 】

14話 ページ18

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平「 ぐぬぬ······ 」


歯を食いしばりメニューに書かれているスイーツを
見つめるてち。

相変わらず甘い物好きだなぁ〜笑



村「 てち、どうしたの？ 」



小声で村田君は私に話しかけてきた。

そういえば村田君にてちが甘い物好きなの言って
なかった。



「 昔からてち甘い物が大好きなんだよね 」

村「 マジで？何か意外···· 」


いつも冷静沈着でクールなてちが実は甘い物が大好
きなんて知ったらビックリするのも当たり前かも。



平「 ティラミス美味しそう····。あっ、でもこの
イチゴパフェも美味しそう！いやでもこっちも···· 」


ブツブツ言いながらメニューを見ていくてちを見て
甘露寺さんがさっきと同じように口元に手を持って
きて頬を赤らめた。



甘 ( 友梨奈ちゃん。クールな性格なのに本当は甘い
物が好きだなんて····！可愛いわぁ！ )



するとてちはメニューを丁寧に閉じてテーブルに
置いた。



平「 決めた。抹茶ロールケーキにする 」

「 そっか！じゃあ私はいちごタルトにしようかな 」


メニューに顔を戻し言うとてちの視線を感じて再び
顔を上げた。


平「 それ、最後まで気になってたやつ···· 」

「 やっぱり？てちこういうの好きそうだなぁ〜
って思ったんだ。分けてあげようか？ 」

平「 うん！ 」



目をキラキラさせててちが頷いたのが可愛いくて
思わず頬が緩んだ。



甘 ( 優しいのね！Aちゃん！友達思いな所素敵
だわ！！ )




皆注文する物を決めて店員さんを呼びそれぞれ
頼んだ。



甘「 伊黒さん。本当にコーヒーだけでいいの？ 」

小「 あぁ。」



皆がスイーツを頼む中伊黒さんだけ何も頼まずに
コーヒーのおかわりを貰っていた。

クールな人なんだろうな····。




小「 そろそろ本題に入ったらどうだ？ 」

平「 そうですね。」




いつものてちに戻ったのかてちは真剣な目で甘露寺
さんと伊黒さんを見つめた。




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