スクール革命 【 鬼滅の刃 】

【 番外編 】噂 ページ16

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村「 ······2人とも！！ 」


北校舎のいつもの空き教室の扉を慌てて開けて村田
君が入ってきた。



「 村田君！？ 」

平「 どうしたの、？ 」


勉強していた手を止めて聞くと村田君は荒い息を
整えて言った。


村「 てちとAの事噂になってるぞ！ 」


村田君曰く、この教室に来る途中、女子生徒が私と
てちの事を話していたらしい。

「 Sランクに怯えない女子生徒 」だと。

きっと転入生してきた日の放課後の時だろう。



平「 あぁ〜。あの時に好き放題言ったやつ···· 」

「 Sランクの人達を怒らせたやつだよね····· 」

村「 お前らすげぇな···· 」



"俺なら無理" と言って自分自身の体を村田君は抱き
しめた。






···································
···················
··········






7月に入り、暑くなってきて本格的に夏が始まった。

私達3人も長袖のワイシャツの袖をまくっている




村「 しっかし、暑いなぁ〜。」

平「 確かに、夏が始まってきたよね 」

村「 よく北校舎で勉強してんの？ 」

「 そう！あそこ涼しいから 」

村「 なるほど····· 」




昇降口に向かって1階の廊下を歩いていると、
数人の生徒が自動販売機の前にいるのが見えた。




『 ······知ってる？転入生の話 』



その一言で察し、慌てて私達は隠れた。



『 知ってる！Sランクに怯えない女子生徒！ 』

『 その2人Sランクの勧誘断ったんだろ？ 』

『 凄いよな。そうやってキッパリ言えるの 』






村「 な？言っただろ、2人が噂になってるって 」





生徒達が立ち去った時村田君は苦笑いしながら
言った。





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