63話 ページ26
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「 え!?てちあのプリントにそう書いたの!? 」
平「 うん。だって私の夢ってそれしか無いし? 」
皆が帰っていく中、私とてちは2人で教室を出て、
ある所へと向かっていた。
てちが廊下でさっきの進路プリントの空欄に
デカデカと "スクールカースト制度を潰す事" と
書いたという事を聞いて、
少し大きな声で言い返した。
本人はニコッと笑う。
「 それ先生に怒られそう···· 」
平「 そうだったら言い返すよ 」
てちはやり切った!という顔でいた。
それに対して私は真面目に答えてしまった。
"カフェで働きたい"
てちと比べたら小規模だなぁ〜。
てちと話しながら廊下を歩き、
下駄箱でローファーに履き替えると外に出た。
校庭の横を歩いてだんだん目的地が見えてきた。
プールだ。
てちは何の躊躇いも無くプールに繋がる金網扉を
開けた。
水泳学習も終わった為、プールに水は入っていな
かったが、プールで遊ぶ事が目的な訳じゃない。
私とてちは鞄を置くと日陰のある所に肩を並べて
座った。
平「 暑いね〜、日陰でも暑い 」
「 だね。ミニ扇風機持ってくれば良かったかな、」
梅雨も明けて青空が広がっている。
しばらく空を見つめてから、私はワイシャツの
ポケットに入れていたスマホとイヤホンを取り出し
て、イヤホンをスマホに付けた。
平「 何聞くの? 」
「 最近ハマってる曲があって 」
片方のイヤホンを付けて音楽アプリをタップする。
お気に入りの音楽リストから目的の曲を見つけて
再生した。
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Books - 推しは、伊黒さんとてちです!てち、欅坂脱退しちゃったけど、ずっと大好きです! (2020年6月27日 21時) (レス) id: 4b7d7100c2 (このIDを非表示/違反報告)
Books - 続編おめでとうございます!1つ目のほう見つけて、一気に読んでしまいました。私、鬼滅の刃と欅坂46両方大好きなのでこれからの展開が楽しみです!更新頑張ってくださいね!応援しています! (2020年6月27日 20時) (レス) id: 4b7d7100c2 (このIDを非表示/違反報告)
おすし - とっても面白いです!続き頑張ってください。 (2020年6月21日 23時) (レス) id: 6fe2c708e3 (このIDを非表示/違反報告)
ヽ(´Д`;)ノ - 続編おめでとうございます!これからも頑張ってください! (2020年6月20日 17時) (レス) id: d2cb6fb807 (このIDを非表示/違反報告)
いちごタルト - 続編おめでとうございます!推しのねるちゃんがいっぱい出てくる嬉しい←むいむい好き←あああああ作者さん好きいいいいい()← (2020年6月7日 21時) (レス) id: c79d6e12bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:佳奈 | 作成日時:2020年6月6日 23時