スクール革命2【 鬼滅の刃 】

53話 ページ14

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村田 side


ブツブツと呟き続けるてちをA達が苦笑いをし
て聞いている

そんな4人を俺と善逸さんは別の机に座って見ていた




善「 んふふ、あは 」




デレデレと笑っている善逸さん。理由は分かる。

可愛い女子4人が同じ空間に居るんだから、そりゃあ
デレデレしちゃうよね。

ただ、もう2分は経っている。
もう食べようよ。




村「 てちは相変わらずだなぁ〜 笑 」

善「 何か意外だったなぁ〜！友梨奈ちゃんが
甘い物大好きだったなんて！ 」



確かに、俺もAからてちは甘い物が好きだって
聞いた時はビックリした。

冷静沈着でクールな印象が強いてちが甘い物大好き
だったなんて。




善「 村田君 」




ケーキを1口食べると善逸さんに名前を呼ばれて前を
向いた。

さっきの4人にデレデレしていた姿は何処に行った
のか、善逸さんは優しく微笑んで俺を見ていた。




善「 さっきはありがとう 」




目を少し見開いて善逸さんを見た後、俺は手を左右
に振った。


村「 いえいえ、そんなお礼を言われる程の事
言ってませんし····· 」




すると善逸さんはブンブンと首を横に振り、俺を再
び見た。




善「 凄い胸に響いたもん！！」




へへっと笑う善逸さんを見て再び俺は驚いた。

今まで善逸さんをSランクの存在として見ていたか
らか、俺にとって善逸さんはもっとクールな人だと
思っていた。

だけど本当は少し子供っぽくて、可愛らしい。




村「 ありがとうございます 」

善「 タメ口で話そうよ！！同じ学年だし 」



"分かった" と言うと善逸さんは満足したように
笑って頷いた。




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