スクール革命2【 鬼滅の刃 】

51話 ページ12

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平手 side



とりあえず、今分かっている情報を整理しよう。

まず、Sランクの人達が対決を申し込んで来る日は
体育祭。

勉強も運動も完璧なSランクだけど、その中でも
伊之助さんと玄弥さんは運動神経が凄く良い。

けど伊之助さんは勉強が絶望的。
······これは今はいいか。


田「 女子の中ではカナヲさんが1番運動神経が
良くて、なんなら反射神経も抜群らしいです 」

「 やっぱり、」



隣でAが呟いた言葉が耳に入った。

私はAの方を見るとAは地面の一点を見つ
めながら言った。




「 その情報どこかで聞いた事がある。
けど、時々隙を見せるからその時がチャンスらし
い。」

森「 おぉ！さすがですA先輩！！ 」




ひかるちゃんが言うとAは照れたように笑う。

善逸さんはそんなAとひかるちゃんを微笑まし
く見た。




善「 Sランクの男は何気に天然が多いし、
特に無一郎なんか友梨奈ちゃん達の事忘れてる
かもしれないんだよね 笑 」

平「 え！？そんな事あります、？ 」





善逸さんは "ははっ！" と笑う。

それ、天然で済むレベルじゃない。

普通、憎い相手なら覚えている筈、！

現に私はAを殴ったあの伊之助さんを忘れた
ことなんて無い。




田「 先生達に関しては殆どがSランクの味方。
Sランクの人達と他のランクの人達とで差別が
酷いですが、我らが煉獄先生は差別しません！！ 」

森「 よっ！煉獄先生、日本1！！！ 」




ひかるちゃんがほうれい線の所に片手を当てて、
大きな声で言う。

······何かどこからか "よもや！！" って声が聞こえた
気がする。




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