憑依少女Ⅱ (ページ45)

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「そして、このグループのオーディションを友人から誘われたのですが正直めちゃくちゃ悩んで···· 」

土「へぇ～···· 」

「もともと声優として専念していたので、顔出しとかも完全に高校卒業してから出そうと思っていたので····· 」

澤「あー、やっぱりそうなっちゃうのね」

「はい。でも、そんな私の事を声優さん達や家族が勧めてくれて、オーディションを受ける事になりました」

土「え、そういう時って何て言われたの？やっぱり " やってみれば？ " みたいな感じで言われたの？」

「ん～、でもやっぱり、" やれるだけやってみれば？ " みたいな感じで言われました」

声優さん達もそうだけど、家族が1番私の事を気にかけてくれた。

やりたくなかったらやらなくてもいいし、
やってみたいならやってみる、
そんな事を言われた。

ただ、" 中途半端はやめろ " っていうのは何回も聞かされてきた。

「それで、私はこのグループに入りました！」

澤「おぉ～！」

土「ちなみに瀬尾の人見知りは幼少期の頃から？」

「そうですね笑。人見知り過ぎて幼稚園の先生にもあんまり話せなくて····· 」

『えぇ～！？』

土「マジか、！相当なんだ···· 」

澤「そんな瀬尾が欅坂46としてアイドルデビューって結構····· 」

土「凄いですよね。アイドルになってなかったら今でも顔出ししていないって事ですから」

『うんうん』

澤「考え深いですね～」

土「 ····なんか、凄いしんみりしちゃったよ！笑」

澤「さっきの菅井とは大違い笑」

『笑』

「まだまだ未熟者ですし、これといって凄いことがない私ですが、欅坂46のメンバーとして同じメンバーを支えれるようになりたいと思っています！

これからもよろしくお願いします！」

拍手を送られて、私は頭を下げた。

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