あの子の話 ページ35
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リハーサルが無事に終わり、少し外の空気を吸いに行こうと廊下を歩いていると誰かに " もんちゃん " と呼び止められて、足を止めて振り返った。
鈴「 おぉ、どうしたの？ 」
小「 ごめんね、ちょっといい？ 」
鈴「 うん、」
ゆいぽんが立っている場所に近づこうと数歩歩く。
小「 瀬尾の事なんだけど、」
その言葉で足を止めてゆいぽんを見つめる。
手に持っていた空に近いペットボトルの蓋を持つ手に少し力が入った。
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小「 ツアーが始まってから瀬尾と1回も喋ってなくてさ·····。私だけじゃなくて他の皆も····。
····瀬尾に何かあったのかなって····· 」
鈴「 ······ 」
小「 急にごめんね。
でももんちゃんってツアーが始まって以来、唯一瀬尾と一緒にいるメンバーだから····。
皆も、瀬尾に何かあったのかなって心配してて····· 」
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目を伏せるゆいぽんを見てから、私も目を伏せた。
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"「 今は皆と話したくない 」"
⠀
やっと打ち明けてくれた瀬尾の本音を思い出す。
瀬尾のあの気持ちを、瀬尾本人じゃなくて私が言っていいのかな。
⠀
鈴「 ····私もよく分からない、」
小「 え？ 」
鈴「 瀬尾、そういうのあまり打ち明けてくれないから···· 」
小「 ····そっか。分かった。何か分かったら教えてね 」
鈴「 うん。ごめんね 」
⠀
" こっちこそ、急に呼び止めちゃってごめんね " 。
そう言ってから皆がいる部屋へと戻って行くゆいぽんの背中を見つめる。
⠀
勘が良いゆいぽんには嘘をついているのがバレちゃったかな。
再び目を伏せて、心の中で謝ってから改めて外へと向かった。
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かなり - はい！！😍大丈夫ですよ〜！！お待ちしています！！ (2021年10月3日 19時) (
レス) id: fe7659a2b6 (このIDを非表示/違反報告)
佳奈(プロフ) - かなりさん» 嬉しすぎるお言葉、！！ありがとうございます！！リクエストの方ですが、私の中で書きたい話が沢山あるのでそれが終わってから書こうと思っています。！凄い時間が長くなってしまいますがよろしいでしょうか？ (2021年10月3日 9時) (レス) id: f7d757ae10 (このIDを非表示/違反報告)
かなり - 本当に毎度要望を聞いてくれて本当にありがとうございます！！忙しい中小説の更新お疲れ様です😌いつもこの小説に心打たれながら読み返しています！これからもこの小説をずっと愛し続けていきますので、これからも体に気をつけながら頑張って下さい！応援しています！ (2021年10月3日 7時) (レス) id: fe7659a2b6 (このIDを非表示/違反報告)
かなり - お久しぶりです！！体の調子はいかがですか？凄くこの小説に癒されています！！実は最近、ジャニーズにハマっているのですがTOKIOの番組？で平手ちゃんが出演しているのを見てリクエストをしたいな〜と思い書きました！！ (2021年10月3日 7時) (レス) id: fe7659a2b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佳奈 | 作成日時：2021年8月11日 13時
