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菜「 ここで見てます！ 」
「 ありがとう 」
微笑みながら言うと、菜緒ちゃんは私を抱きしめた。
私も抱きしめ返して背中を軽く何回か叩いてから体を離して、目を合わせる。
それから何回か頷きあってから、私も菜緒ちゃんから離れて階段へと向かった。
· · ·
集団行動からOvertureに入り、サイレントマジョリティーから曲が始まる。
それまでの衣装着替えや移動にバタバタしてしまうが、それ以上に水かけが楽しい。
鈴「 リハより泡凄くない？笑 」
「 めっちゃヤバい 笑 」
真ん中ステージへと続く通路で泡をお客さんにかけていると、鈴本が近づいてきて言った。
ふと気になって、キョロキョロと澤部さんを探すと後ろのテントにいるのが見えた。
「 あ、澤部さん居た 笑 」
鈴「 どこ！？·····あー、後ろすぎる 笑 」
「 あとで水かける？笑 」
鈴「 かける！笑 」
楽しそうに笑う鈴本につられて私も笑う。
暑いけど、水やら泡やらをかけていたら一瞬で暑さも去っていって涼しくなった。
· · ·
新曲のアンビバレントを披露し、ライブは幕を閉じる
裏に戻って汗を拭いた後に動きやすい服に着替えてから着替え室を出ると、皆それぞれゆっくりしていた。
私も飲み物を取りに行こうとすると、走ってくる足音と背中に衝撃がくる。
「 うわっ·····！ビックリした····· 」
平「 笑。お疲れ様〜 」
「 お疲れ様〜 」
お腹に回っている手を軽く叩く。
すると耳元で " んふふ " と緩い笑い声が聞こえてきた
チラッと顔を向けると、顔を私の肩に伏せていた。
「 ·····え、ねぇ待って寝ないでね？ 」
平「 ······ 」
「 ·····ねぇ、 」
平「 ····· 笑 」
「 笑 」
抱きしめられたままはまだいいけど、立ったまま寝られるのは流石に困る。
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佳奈(プロフ) - もちもちさん» いえいえ！！是非書かせていただきたいです！時間かかってしまうかもしれませんがそれでもよければ！◯ (2021年5月17日 1時) (
レス) id: f7d757ae10 (このIDを非表示/違反報告)
もちもち - もしよければなんですが，夢主が高熱を出してゆいぽんにべったりになるお話を見たいです！リクエストを受け付けてないのであればごめんなさい！ (2021年5月16日 23時) (レス) id: 921c55ef63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佳奈 | 作成日時：2021年5月4日 11時
