思い出 ページ24
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菜「 わぁ〜！めっちゃ綺麗····· 」
「 ガラスだからめっちゃ映えてる····· 」
箱根ガラスの森美術館。
お店に入るとレトロな雰囲気で包まれていて、私と菜緒ちゃんは思わず息を呑んだ。
綺麗なお店に、ガラスで作られた綺麗な置物。
せっかくなら皆に、お土産とか·····？
いや、撮影終わってからでいいか。
菜「 うわ、これめっちゃ欲しい····· 」
「 笑。菜緒ちゃんこういうの好き？ 」
菜「 はい！！ 」
目を輝かせて笑う菜緒ちゃんが可愛らしくて頬が緩むのを感じた。
自撮りカメラを持ちながら、じっと置物を見つめる菜緒ちゃんと少しだけ離れて私も置物を見る。
綺麗な物ばかりだから本当に欲しくなるな·····。
カメラの方を見ると、菜緒ちゃんもこちらを見た。
後ろを向いて手を伸ばすと、菜緒ちゃんはタタタッと走ってきて私の手を握った。
菜「 え〜、ここいつ来ても飽きない気がします 」
「 永遠に見てられる····· 」
菜「 そうですそうです！ 」
「 ちょっと······、また後で来よ？笑 」
菜「 はい！笑 」
· · ·
お店から出て行っていない方を歩くと、大きな木にガラスが沢山付いていて声を出した。
『 わぁ〜！！ 』
菜緒ちゃんとハモって2人で顔を見合わせて笑う。
笑いながら少しふらつく。
こういった些細な事にツボる事が多い。
落ち着いて改めて2人で気を見上げる。
菜「 凄い······ 」
「 めっちゃ綺麗······ 」
高く伸びる木。
きっと夜になったら綺麗に輝くと思う。
欅の木も、こうして輝いて誰かの心を宿せれてるならいいな〜、なんて考えてしまう。
菜「 欅の木とか見たらどう思うんだろう、、 」
「 え、私も思ってた、！笑 」
菜「 え、本当ですか！？笑 」
菜緒ちゃんは嬉しそうに片手で口元を覆って笑った。
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佳奈(プロフ) - もちもちさん» いえいえ！！是非書かせていただきたいです！時間かかってしまうかもしれませんがそれでもよければ！◯ (2021年5月17日 1時) (
レス) id: f7d757ae10 (このIDを非表示/違反報告)
もちもち - もしよければなんですが，夢主が高熱を出してゆいぽんにべったりになるお話を見たいです！リクエストを受け付けてないのであればごめんなさい！ (2021年5月16日 23時) (レス) id: 921c55ef63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佳奈 | 作成日時：2021年5月4日 11時
