市松こひなの妹は、やはり姉に似ていて、ヨコハマを旅するそうです

カプ麺が3個 敦side ページ4

正直、なめていた


今日は太宰さんと依頼で出掛けていたが、それも終わり、2人で探偵社に戻っていた時だった

ヨコハマ駅の側の公園でランドセルを背負った小学生を見かけた、日は既にオレンジ色になり夕日が公園の小さな池に反射してキラキラしていた、
もう少しで日も暮れると言うのに、この子は１人公園でサイダーか何かを飲んでいた

小学生、しかも女の子がこんな時間に危ない、マフィアもうろつくこの街で、もし、襲われたりしたら......
と、思うと勝手に話しかけていた。

敦｢小学生かな？そろそろ夕方だけと帰らなくていいの？｣

太宰｢ふむ、敦くんナンパかね？｣

どうやら太宰さんも気になっているらしい

敦｢太宰さんに言われたくないですよ！！？｣

女の子はそっちのけで話していると、声をかけたにも関わらず無言でサイダーを口に運んだ

敦｢無視！？｣

貴方｢うるさいのでせう｣

初めて声を発した、と言うか｢せう｣？

とりあえず、軽く謝ると太宰さんと自己紹介をした

そうしたら、女の子は｢ボッチへの同情ですか？｣とか｢ロリコンなのですか？｣と言われて、慌てて話しかけた訳を話した

そして、終いには｢余計なお世話なのです｣と、言われたが、小学生がこんな時間に外にいて本当に危ないと感じて、つい、余計なことを言ってしまった

敦｢仮にも女の子でしょ！？気よつけないt((ビュン

刹那、ほんの１秒で女の子はどこから出したのかボールペンを僕の首に突きつけた

そして、まるで人を殺すような勢いで睨まれながら、こう言われた


貴方｢市松Aは人形なのです、怒ったり喜んだり悲しんだりの感情は持ちません、ですがイラつく時はあるのでせう｣


不審に思った、自分を人形だと言う少女に

そして



生きた心地がしなかった

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