お兄さんですよー【A3!】 (ページ2)

今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:15,712 hit

いちページ2

妹から「助けて」と連絡を受けてやってきたビロードウェイに来ている

貴方「(助けてだけじゃわかんないよ…てかなんで俺)」

いづみからの位置情報を手掛かりに指定された劇場へ向かうとそこにはMANKAI劇場と書かれたボロい劇場だった

貴方「なにここ…」

すると後ろからバタバタと音がするので振り向くとそこには見慣れた妹の姿があった

いづみ「よかった！にぃに！来てくれたの！？」

貴方「そりゃくるよ、助けてなんて言われてこない兄はいないよ」

いづみ「流石にぃに！ありがとう！さぁっこっちこっち！」

いづみに強引に腕を引っ張られる、なんだか数日見ないうちにたくましくなったようにも見える

ボーッと考えているとどうやら目的の場所についたらしい

いづみ「さぁにぃに入って！」

貴方「あー…うん」

中に入ると大きな玄関が出迎えてくれるそこそこ整備されているようだ

いづみ「みんなー帰ってきたよー」

貴方「ん？みんな？」

すると奥から数人の男の子達が顔を出した

？「監督お帰りなさ…い？」

？「…誰そいつ浮気？」

？「まず結婚もしてねぇだようが！」

？「oh！ヒレ長イケメンネー！」

？「…切れ長イケメンと見た」

貴方「…」

情報量が多すぎる…

貴方「え…なに…いづ、見ない間に一妻多夫制になったの？」

いづみ「違うよ！もー、この劇団の劇団員だよ！」

貴方「は？劇団…？劇団員…？ごめんよくわかんない」

いづみ「もうあのね！っ」

いづみが説明しようとすると1人の少年によって遮られた
いづみと俺の間に入り込み俺の方を睨んでくる

？「アンタ誰、監督のなに？」

貴方「ん？監督？」

いづみ「あ、私のことだよ！」

貴方「あー…なるほどね…俺はいづのお兄ちゃんだよ」

？「は？兄？」

貴方「そうそう、お兄ちゃんの立花Aだよ」

？「ふーん…」

？「監督！とにかく中に入ってもらいませんか？立ち話もなんですし…」

いづみ「そうだね！にぃに！こっち！」

貴方「あー…はいはい」