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「知念くーん？」
「はい、」
「これ、コピーお願い。」
「え、...あ、はい。」
信じられないほどどっさりと資料を渡されて、軽く舌打ちをしながらコピー機の前に立つ。
おそらく会議のプレゼンかなんかに使うんであろう資料。
じぶんでコピーくらいすれば良くない？これ、僕に全く関係なくない？
なんて、次々浮かんでくる文句を必死に押し込めながら、単純作業をくりかえした。
「あのー、」
声をかけられたから手元から目を話して、声のする方を見た。
「俺もコピー機使いたいんすけど...時間かかりそうっすね？」
時間かかりそうなのが見てわかるなら、声かけてくんなよ...
「あ、そうですね。時間かかりますごめんなさい」
すぐに、作業に戻った。
のだけれど。
僕は思わず、再び顔を上げた。
「めちゃくちゃ多いっすね、」
俺にい笑いかけてくる男の顔に、気を取られてしまった。
「手伝います？」
いやいや、整いすぎ。
2次元からやってきたみたいにイケメンで、とにかく綺麗。
「え、無視、？」
「あ、あぁ...ごめんなさい！えっと、、え、手伝ってくれるんですか？」
ぼーっとしてしまっていたようだが、必死に言葉を返した。
「いいっすよ。その代わり、俺の分も一緒にやってください。」
彼は、困ったように笑いながら、僕のと同じくらいの分厚い紙の束を僕に見せた。
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一生終わらないんじゃないかと思った作業は、イケメンくんとの共同作業となり、割と楽しく終わらせることができた。
「どうっすか、今日昼飯でも一緒に......、」
「え、いいですね。行きましょご飯。」
「よっしゃ、決まりね！」
真っ白で、きれいに並んだ歯を二カッっと見せて、彼は笑う。
その瞳を見たとき、
胸が締め付けられるような感覚に襲われた。
キューッと、誰かに心臓を掴まれたみたいに息苦しい。
「じゃ、昼休みにそっちのフロアに迎えに行きますんで！」
彼は、コツコツと革靴のかかとを鳴らしながら
俺に背を向けて、上司の方へと戻っていく。
なにかに緊張したときのように心臓が激しく動いているのを感じながら、心なしか熱い顔を、コピーしたばかりの大量の資料で仰いだ。
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KIYT(プロフ) - ooota12さん» ありがとうございます！頑張って続き更新しますのでもう少しお待ちくださいー汗 (2018年12月31日 12時) (
レス) id: 0c03163960 (このIDを非表示/違反報告)
ooota12(プロフ) - 高校生と先生、いいです！ドキドキしてます。続きを楽しみにしてますね。 (2018年12月30日 20時) (レス) id: a48d1d7bc4 (このIDを非表示/違反報告)
KIYT(プロフ) - ooota12さん» 嬉しいですーー(>_<)薮くんのソロは本当に大好きで...上手くかけてたかな、？？まだまだ頑張ります♪ (2018年12月3日 5時) (レス) id: 6f6e981d78 (このIDを非表示/違反報告)
ooota12(プロフ) - 涙が。。薮ちゃんが歌ったこの曲で本当に泣けてきたところなんだけど切なくてとってもきゅんとくるお話でした。KITYさんの情景描写が上手すぎです。 (2018年12月3日 1時) (レス) id: a48d1d7bc4 (このIDを非表示/違反報告)
KIYT(プロフ) - いつもありがとうございます！知念ちゃんは何歳になっても可愛くいてほしいね♪ (2018年11月30日 19時) (レス) id: 6e2f3196d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：KIYT | 作成日時：2018年11月30日 5時
