愛し、愛され (jump×jump

# ページ24

俺ったら、幸運。
向こうから
家に来ませんか？って。

今日は、“ワンチャン”
あるかもしんねぇな。




「どーぞ、」

「おじゃまします、え？綺麗じゃん？」

「いやいや...あ、そこ座っていいですよ？お茶持ってきます。」

「そんなもてなさなくていいのに」

「立派な来客ですよ」

「大袈裟だ。」






冷たい麦茶を飲みながら、
いろんな話をした。

彼は、同い年で、高木雄也という。
俺が通う大学とは天と地の差の
偏差値の高い大学に、彼は通っているらしい。

大学の場所自体は結構近い。

住んでる家も、俺と近かった。



「結構、長居しちゃったな。そろそろ...」

「っ、まって、泊まってく...？」

「なんだよそれ。...いいのか？」

「もちろん。ベッド、一個しかないけど、」

「ん、なら俺は下でいいや。泊まってく。」

「ふふ、やったあ！」



ガキみたいに喜んで、
雄也はシャワーを浴びに行った。


先いいよ、って言われたけど
なんとなく、後でいいって言った。




「あっつ...」

急に、汗が止まらなくなった。
顔が火照って
なぜか、体が疼く。

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