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# ページ35

俺、どこで眠ってしまったんだろう。

けど、いつもよりも自分の意識がはっきりしてるから

話しかけてみようと思った。




そいつの方へ歩いて行き
わざと少し
そいつが座っていた椅子にぶつかった。



「あ、ごめんなさい、!」



「あ、いえ大丈夫です...え?」

「はい?」



「...夢の、人だ」

「え?」


「最近、よく貴方が夢に出て来たんです。
猫みたいなぱっちりした目で、
とってもかっこいいなぁって思ってたんです。」


「俺も、俺もです!
貴方が毎日のように夢に出て来て、」



「運命、ですね。」

「うん、めい...」

「そうですよ、神様が、俺らを出会わせてくれたんです。
お名前を聞いても?」

「あ、俺は、八乙女光です」

「光くん、ですね。
俺、伊野尾慧って言います。」






運命

それは、神様の悪戯か。



不思議な夢は、もう見なくなった。

そのかわり、いつも隣に寄り添ってくれる

大事な人ができた______。





不思議な出会いをした俺らは

現実で惹かれ合うまでにそう時間はかからなかった。



神様が、悪戯ですよ、

なんて言ったとしても
俺は、めぐり逢えた大事な人を
離したりしないから。

fin.

ヒーロー。(yt×in→←神様の悪戯(hk×in



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KIYT(プロフ) - 秋弥さん» コメントありがとうございます。とても嬉しいです。続編を作ることになりましたら、引き続きよろしくお願いします。 (2018年6月1日 5時) (レス) id: 6f6e981d78 (このIDを非表示/違反報告)
秋弥(プロフ) - いつも作品を読ませていただいています。是非続編をお願いします。 (2018年5月31日 22時) (レス) id: a5dc5670ff (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:KIYT | 作成日時:2018年5月16日 19時

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