ド○○キするのは貴方だから(yb×in ページ31
俺は、慣れている。
男にちやほやされることに。
夜の街中を、ちょっと歩いているだけで
「君、何してるの?かわいいねぇ、」
とかなんとか、おじさんたちに声をかけられる。
俺は、電車に乗っていれば男に痴漢され、
街に出れば男にナンパされ、
大学に行っても可愛いと噂になる、
そんな男だ。
俺だって、こんなのはやめたいと思っているけれど
一度男に抱かれたら、もう
女を抱くことなんてできなくなってしまった。
俺が可愛ければ、その分お金をもらえることだってあった。
それもかなり大金で。
今日も、特に予定もなく
ネオンが光る騒がしい街に足を運んだ。
「君、どこいくんだい?」
「女の子かと思ったよ、」
「一度、ご飯でも食べないかい?」
たくさん、俺に話しかけてくれるけど
なぜかどの誘いも乗り気になれず
適当に断っていた。
そんな時、
「お兄さん、」
俺に声をかけるには珍しい、
若くて爽やかな声。
思わず振り返ってしまう。
「やっぱり、可愛い顔してるじゃん」
「...。」
なに、この人。
すらっと高い身長と、バランスの良い手足。
優しく、目を細めて笑った顔は
俺の心を掴んで離さなかった。
「俺、高いですよ?」
そんなことを、平気なふりして言ってみる。
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KIYT(プロフ) - 秋弥さん» コメントありがとうございます。とても嬉しいです。続編を作ることになりましたら、引き続きよろしくお願いします。 (2018年6月1日 5時) (レス) id: 6f6e981d78 (このIDを非表示/違反報告)
秋弥(プロフ) - いつも作品を読ませていただいています。是非続編をお願いします。 (2018年5月31日 22時) (レス) id: a5dc5670ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:KIYT | 作成日時:2018年5月16日 19時