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この恋に気づいて(kt×in ページ22

大学2年の冬、俺は恋をした。


生まれて初めて、男を好きになった。

中性的な見た目で、どうしても可愛く思えてしまうが
彼は歳上だった。

それに、彼のことを知っていくと
案外男らしい一面もあり、
そこそこに女とも遊び
容姿に見合わない発言をして、


そんなところの俺は惹かれてしまった。

理系の脳みそを持つ彼は、
俺が帰国子女で英語を喋れることを
ひどく羨ましがっていた。



俺だって、その容姿や顔の広さや

彼の全てが羨ましく、魅力的に感じていた。






彼との出会いは、合コン。

女友達に誘われてちょうど彼女もいなかったから、
興味本位で行ってみた結果


可愛い女ではなく、可愛い男に出会ってしまったというわけだ。



あちらも俺を気に留めてくれていたから、
男女二人で場所を変える人たちもいる中
男二人で合コンをあとにすることになってしまっていた。


それからは、いろんな話をして
割と打ち解け、仲良くなった。

連絡先も交換して、ちょくちょく会うようになった。






今日は、少し肌寒い。

彼と会う約束をしている日だ。
仮にも、好きな人に会いにいくのだから
少し洒落た洋服に身を包んで
玄関の鍵を閉めた。


待ち合わせ場所に向かう途中
小さい一軒の花屋が目にとまった。

この寒い中、
数種類の花が鮮やかに咲いていた。

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設定タグ:Hey!Say!JUMP , 伊野尾慧 , BL
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KIYT(プロフ) - 秋弥さん» コメントありがとうございます。とても嬉しいです。続編を作ることになりましたら、引き続きよろしくお願いします。 (2018年6月1日 5時) (レス) id: 6f6e981d78 (このIDを非表示/違反報告)
秋弥(プロフ) - いつも作品を読ませていただいています。是非続編をお願いします。 (2018年5月31日 22時) (レス) id: a5dc5670ff (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:KIYT | 作成日時:2018年5月16日 19時

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