俺が君を選んで、君も俺を選んだなら。(jump×in

だって、恥ずかしいから(ym×in ページ12

大好きなんだ。



俺はアイドルであり、
グループのセンターをやらせてもらってる身であり、
お芝居だってたくさんする。

そんな職についている。


なにより、俺は仕事が好きだ。

応援してくれるファンがいる。
沢山の人と仲良くなれる。



そして、しょっちゅう
伊野尾慧
に会える。

そう、俺はかなり前から
伊野尾慧という男に淡い恋心を抱いてしまっている。


だって、可愛いじゃん。

それだけじゃない、
いつもヘラヘラしてるのに
グループで話し合った時とかは的確な意見を出してくれる。
立場を気にせず下ネタだって言えちゃうし、堂々と楽しそうに仕事をしている。

ふざけあって笑える時が好きだ。

沢山のファンの前で、君と歌える瞬間が好きだ。

辛い時でも、どこか支えになってくれる、そんな君が好きなんだ。





俺は、素直じゃないから
あいつに暴言を吐いてしまったりする。

俺だって本当は、高木みたいに
あいつにくっついていたい。

でもなんか、できないんだ。



だって、恥ずかしいから。





今日も俺はとびっきりの笑顔で、
仲間たちに囲まれて、
彼の隣で。

幸せな時間を過ごしてるよ。

これからもずっと一緒に笑っていたいな。

fin.

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