肆拾弐 ページ7
母「顔をあげてください」
『できません。私は鬼殺隊の柱でありながら娘さんをお護りする事ができませんでした。どんな罵声でも
罵りでも受ける所存です』
母「顔をあげてください。この花に見覚えはありませんか？」
花と言う言葉に私は顔をあげた。
すると其処には藤の花の家紋の符があった。
『どうしてこれを？これは大正時代に鬼殺隊に助けてもらった方しか持ってないはず…』
母「やはりそうですか。私の家は藤の花の家と呼ばれていたみたいなんです。御先祖様が鬼狩り様に助けて頂いた御礼として、困ったことがあったら鬼狩り様を
お助けする為だと」
『と言うことは貴方の家は………』
母「はい、藤の花の家紋を引き継ぐ家でございます。
家には鬼狩り様に関する本が沢山あります。
鬼に対する危険性や、鬼狩り様の肖像画などが置いてあります。私達一族は遥か昔から鬼に対する知識があったようで。私も沢山叩き込まれました」
『そう…なのですか』
母「はい、私達は貴方を責める気など毛頭ありません。鬼狩り様は生身の状態で元人間だった鬼を殺す。
それがどれ程苦しいのか分かりません。
ですが鬼狩り様が殺したくて殺しているのではないと分かっているからこそ、責めれないのです」
母親から紡がれるその言葉は鬼殺隊士が欲してやまないものだ。
この母親の言葉にどれ程の鬼殺隊士が救われるだろうか。
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桜華(プロフ) - Lavenさん» 前世は後半にて書かせていただこうかなと考えております。ハイキューは前世とは全く関係ないです！前世は結構長くなるのでハイキュー編で出せるものは出し切ってから前世編に入ろうかな？と考えています。過去に関する事をチラつかせているので読めば何となく分かるかも (2020年10月16日 16時) (
レス) id: 921f0ddc2f (このIDを非表示/違反報告)
Laven(プロフ) - 疑問なのですが、ハイキューの方が鬼滅の刃よりも時代が進んでると思うのですが、前世がハイキューなのですか？ (2020年10月16日 14時) (レス) id: 6c7fad0c5e (このIDを非表示/違反報告)
桜華(プロフ) - kokomiさん» kokomiさん、感想ありがとうございます。投稿して皆様に見てもらい感謝で一杯です。これからもご期待に添えるか分かりませんが、頑張らせてもらいます！これからもよろしくお願いします！ (2020年10月13日 17時) (レス) id: 921f0ddc2f (このIDを非表示/違反報告)
kokomi(プロフ) - あぁあ……好きです!!これからも頑張って下さい!! (2020年10月13日 16時) (レス) id: d993b7c2b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜華 | 作成日時：2020年10月8日 14時
