鬼殺隊最強の少女は前世の記憶あり？！弐

鬼殺隊side ページ47

玲衣「師範は行きましたね」


カナヲ「行ったね」


宇髄「俺も帰りたかった」


玲衣「音柱は音柱らしく騒いだらどうですか？」


宇髄「お前は昔っから生意気だよな」


玲衣「貴方が師範にタメ口だからですよ。
タメ口さえ直せば考えてやらなくも無いですが」


宇髄「やっぱ生意気」


玲衣「生意気で結構です」ﾆｺｯ


2人の間に火花が散る。


澤村「説明してもらえませんか？」


宇髄「あ？誰だお前？」


玲衣「誰って見れば分かるでしょ？」


カナヲ「A様をいじめてた人達…」


宇髄「いじめた？……。
ああ！あれのことか？3日前の夜胡蝶が電話をかけてきて彼奴ら絶対に許さん！とか言い出すものだから、
焦ったぞ？」


宇髄「胡蝶はあまり怒らないだろ？
怒った姿に鬼殺隊本部で働いている隠がビクビクして震えてたぞ？」


玲衣「どう言うこと？師範がいじめられていた？」


私はカナヲから全てを聞いた。


師範は今までその事を黙って、任地で大怪我を負って帰ってきても弱音ひとつ吐かなかった。


あの優しい師範がいじめられていた？


カナヲ「気持ちは分かるけど落ち着いて。
A様は今回の件かなり怒っていた。
師範もビンタの一つや二つくらい食らわせてやりたかったと仰っていた」


宇髄「なるほどなぁー。お前らか？冨岡との写真で
大方男と密会とか勘違いしたんだろ？」


怒りを堪えながら尋ねると予想外の人物の声がした。


不死川「一体今のはどう言うことダァ？」

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